園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(242)本社からの訪問者(12)片平忠実副社長(2)

片平さんと共にダーウィンに飛んだ。パースではあまり見かけないアボリジニの姿が目立つ。夕食は、エスニック料理がお好みだからとタイ料理の「ハヌマン」で夕食をとったと思うのだが記憶が定かでない。

ダーウィンの海岸沿いは奇麗な公園になっている。気温が高く湿度も高い。その公園のはずれのような位置に州政府のビルが建っている。アポの時刻に入り口に行くと既に大臣の秘書が待っていた。入館手続きを終えてリフトで上位階に移動した。四角い長テーブルのある部屋に通された。テーブルの端の席に向かい合わせで片平さんと私が座る。暫くしてダリル・マンジー大臣が入室した。座ったのは我々のすぐそば、テーブルの端のチェアマン席のようなところである。

「It is our great honor to have this opportunity to meet …」なんて言う型通りの挨拶をして話が始まった。前置きを私が話して後は片平さんにお願いした。訥々と、言葉を確かめるように話す片平さんの英語を懐かしく思い出す。西豪州政府からアプローチはあるけれど、わが社としては探鉱のベースをダーウィン二置き、成功の暁にはそれを拡大するし、開発だけでなく、更に探鉱を進めるであろうといったことを話したと思う。大臣はとても気さくな方だった。

ダーウィンは先の大戦で日本軍が爆撃をしたところである。そのために地下に貯油タンクを作っていた。貯油タンクと言っても大きなトンネルのようなものだが。そこを見学に行ったように思う。

今も、もう一度訪ねてみたいダーウィンである。いや、あの素朴なダーウィンは、すでに壊されてしまったであろうから思い出にとどめていた方が良いかと思い直した。

 


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