田村秀男の日曜経済講座がいい

産経新聞の編集委員だというから安倍政権のちょうちん持ちかと思えばさにあらず、田村秀男なる人物はきちんと是々非々で経済政策に意見を表明している。都合の悪いものは隠し、都合の良いものだけを無理に増幅して強調するなどという我田引水型の安倍政権とは趣が異なる。6月28日の「日本はコロナ恐慌を避けられるか 消費増税の失策を正せ」なるものもなるほどという内容だ。今や政府の委員会や有識者会議に出席して自身が属する企業に有益な情報を集めるという、いわば産業スパイ的な竹中平蔵とは一味も二味も違う人物である。しかしどうしてこういった国民みんなに読ませるべきものを有料記事にするのかねえ。政権に反対するものはすべて悪、というまるで韓国の反日にも似た記事が目立つ阿比留瑠比の記事などを有料にすればよいものを。尤も「猫またぎ」じゃ誰も読んではくれまいが。産経新聞もしっかり、商売人なのであろう。

部分的に紹介しておこう。

「物価の値上がりを勘案した実質賃金は米国が14.2%アップしたのに、日本は4.6%ダウンである。」

これはアベノミクス前の12年4月時点と今年4月時点とを比べたものである。他国がアップする中でダウンする日本、それでも「アベノミクスの成果」を誇る安倍晋三首相、「私失敗しないので」はドラマの中でのお話しってことがお分かりなのか。

「「脱デフレ」「働き方改革」を推進する安倍晋三政権下の日本の平均的な国民は貧しくなっている」

「国民の所得を減らす政策は真面目な国民に対する重大な背信行為であり、間違いなら直ちに修正すべきなのだ」

一言でいえば、この安倍政権が国民を不幸にしてしまったということだ。

「パートや非正規雇用、更には外国人労働にも依存する働き方改革では、経済成長に不可欠な生産性向上を望めない。低賃金構造が永続化するだけだ」

この指摘を見て気が付けとなど政府に言っても無駄である。実は安倍政権はこんなことは百も承知で、それでも例えば「カラスは白い」と言い続けているのである。言って聞かせて良くなるようならもうすでに変わっているはずであろう。国民がこの状況を理解し、次の選挙行動に反映させるのみである。

 


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