これは「劣論」とでも呼ぶべきか(1)

嘗て東京電力に所属し、尾瀬沼の環境問題などに関係していた竹内純子という人がいる。その後、国際環境経済研究所理事をしている人だ。昨今○○研究所というのが、自由に設立できるためか乱立気味でその能力は疑問なことが多い。だが研究所などというものが経済的に自立できることなど極めてまれだから、多くは業界や団体からの資金で、金主を有利にする研究とやらを実施しているのが多いのではないだろうか。この国際環境経済研究所という名前や、竹内純子の前歴からはバックは経済産業省と東京電力かなと想像する。この人が何故か、国際石油開発帝石(経済産業省の完全支配会社)の経営諮問委員になどなっているところからもその想像は確かなのではないかと感じている。

さて、この竹内純子が産経新聞(6月16日)の「正論」欄に「コロナ後の稼ぐ力支える電力改革」と題する一文を寄せている。題にある「稼ぐ力」という言葉一つからも品のない女性だと感じる。言葉にはそれぞれの持つ品、品格というものがあるのだが。(https://special.sankei.com/f/seiron/article/20200616/0001.html

冒頭に注目願いたい。

「日本は今後、どんな産業で食べていくのだろうか。地下に豊富な天然資源が埋まっていれば考えずに済むのかもしれないが、残念ながらわが国はそうではない」

所謂資源国経済というものを竹内純子は良いものだと思っているらしい、いわば親の遺産が十分あれば心配いらないという無能な子供のように。日本は天然資源の種類は豊富だがその量が微々たるものである。それは不幸か。私はそれが日本にとって良かったと思っている。資源に乏しいからこそ日本では教育により、人の能力を高め、躾によりその倫理観を向上させてきた。その優秀な人間こそが日本の資源だったのである。(今は違うが)

「石油がもっとあったら」なんて考える輩は少なくとも日本の発展には寄与しないと思う。いわば幼稚な考え方なのだ。

「コロナによる自粛で、国民の命は医療・福祉だけでは守れず、経済活動も重要であると改めて認識されたにもかかわらず、」

経済活動が人が生きるために重要なことは太古の時代からわかりきったことではないか。コロナで自粛したから国民(或は政府?)が改めて気が付いたのか?ここでの「認識したもの」は誰か。そして何を根拠にそう言うのか?

「本稿では日本の「飯のタネ」について考えてみたい」

随分小汚い表現ではないか。「日本を支える産業」の事だろうが、それを「飯のタネ」とは生まれ育ちが丸見えではないか。きっと「カネ」とは呼ばず「ゼニ」という類の人なのであろうよ。(続く)

 


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