五輪は今や誤輪になり果てたのでは?

産経新聞(5月31日)の「日曜に書く」はどうやら東京オリンピックの話らしかった。題は『「幻」に終わらせくない』というもの、論説委員森田景史が書き手だ。読んでみたがすっきりしない。構成というか展開というか、こなれていない感じがする。山上直子だけかと思ったらそうではなかった。

モスクワオリンピックの代表選手(柔道)の出場の機会がなくなりそのまま引退したなんて話がつづられる。そんなことなどスポーツでなくてもどの分野の仕事にでもあることだ。一生懸命にやったからなどというのは大人の世界では通用しないことではないか。

それにオリンピックは全てのスポーツの参加を認めているわけではない。野球だって入ったかと思えば、すぐに外れてしまった。それこそ一生懸命に努力した選手は多いと思う。運よく選ばれた一部のスポーツが取り上げられているのがオリンピックである。

オリンピックが平和の祭典だ、など本気でそう思っているのだろうか。自身がロス五輪からは「商業五輪」になったと書いているくらいオリンピックは金まみれのイベントではないか。オリンピックを政治に絡めて誘致したり、それにかかわって大もうけをする広告代理業者が、賄賂工作も含め暗躍する汚い世界でもある。日本の東京五輪組織委員会でも事務局長は元財務事務次官だ。如何に金がらみなものかを象徴しているようにも感じるが。

結語の部分を引用しよう。

「世界各地を転戦し、猛者たちとの格闘の中で磨かれた競技者たちが日の丸を背負って立とうとしている。「開かれたかもしれない五輪」に終わらせるのではなく、若者たちが抜き放つ宝刀の切れ味を見てみたい。彼らの輝きにつながる未来なら、われわれが息苦しい季節を耐える意味もあるのではないか」

森田とかいう論説委員は費用対効果を考えたことがあるのだろうか。たかが運動会ではないか。なぜ多額の税金を使って一握りのスポーツ選手のためにとのお題目を唱えるのであろう。新聞であれば、オリンピックの陰、裏の真実を鋭くえぐって、「こんなもの、もうやめよう」と何故言わないのだろうか。政府に頼まれたのか?

 


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

にほんブログ村

selected entries

archives

recent comment

  • 園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(88)人事考課を書き換えさせた石油資源開発人事部
    名無し (10/15)
  • 国際石油開発帝石(インペックス)は経営行き詰まりなのか?それを暗示する現象(2)
    名無し (08/20)
  • 園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(132)ホテル代の踏み倒し
    No use (07/25)
  • 論理の誤り―纏向遺跡と桃の実の年代
    No use (07/24)
  • (続)石油資源開発の新役員布陣が発表されたが―身体検査は大丈夫か?
    No use (07/24)
  • 『人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』〜萬葉集といろは歌に込められた呪いの言葉〜』を電子出版化した
    ふひと (07/11)
  • 国際石油開発帝石のイクシスプロジェクトは「大失敗」?!
    高松 和弘 (06/27)
  • 起きる確率の高い南海トラフ地震の被害額が1,400兆円以上と言うなら
    toshi (06/14)
  • 決裁文書の事後改竄は単なる文書管理の問題ではない
    giinnokoe (06/01)
  • (続)石油資源開発の新役員布陣が発表されたが―身体検査は大丈夫か?
    名無し (05/28)

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM