三浦瑠璃を読んで感じた商売としての国際政治学

三浦瑠璃という”小生意気な女”がいるとは聞いていた。写真を見れば美形である。女性で、若く(少なくとも政治家の爺さんにとっては)、美形で、高慢で、高学歴で、弁が立てば、それはもう“女王様”のイメージであろう。男性社会でちやほやされる条件が整っている。国会議員で言えば、何やら松下政経塾出身者を彷彿とさせる。国民の苦労を実感などせずに国民のニーズを塾で学んだというのと似た匂いのする“学者” なのだ。ウィキペディアを見たら東大で師事した先生の名前が出ていた。実力で生きていくなら師匠の名前など書かぬものだが。何やらピアノや書道などで、○○先生の弟子ですというのに似た、或る種の“箔づけ”であろう。日本の政治は実は闇の中、世界の政治はそれが百以上も集まる闇の百乗の如きもの、闇の見方はいろいろあれど、実験で確認できる科学の世界とは異なり、いわば“言いたい放題”の世界である。分かったような意見は言えても、それが正解かどうかは怪しいの一語に尽きよう。

此の三浦瑠璃は経歴を見ると、国際政治学者とは言うけれど、海外での社会、政治を肌で感じたことがさしてないようだ。言うなれば日本から遠眼鏡で見た世界における国際政治学のようだ。最初に貰った賞が自民党からというので、ひょっとすると或る者が或る意図をもって作り上げた”政治学者アイドル”の要素を感じた。テレビ出演も多く、学者というよりタレントに近づいているような。橋下徹を「弁タレ」というなら三浦瑠璃は「学タレ」か。レベルは違うが電力には竹内純子という、若干似たポジションの人もいる。

さて産経新聞(4月26日)に「アフターコロナに備えよ 日本は中庸な対策を取り戻せ」なる論説(?)を寄稿している。一読してみてほしい。三浦瑠璃がどのようなものかが理解できるだろう。題にある「日本が取り戻すべき中庸な対策」が実は書かれていないのだ。延々中國だ米国だの例を挙げたが末尾に「日本はせめて、今までそれなりに成果を上げてきた中庸な対策を取り戻し、アフターコロナの世界に備えてほしいと思う」とあるだけだ。そして読んでみれば分かるだろうが、なんとも理解しづらい文章だ。一般に分かりにくい説明というのはよく分かっていない人がするものである。是が日本の知識人の文章かと驚くものである。具体的指摘は省くが多くの部分に外国語を日本語に翻訳したような形跡(?)が見受けられる。また、こうであれば、ああであればとの仮定の上での空論が続く。東大理1から方向転換したのが理解できるような気がする。

孫悟空も天空を意のままに飛び続けている気でいたが、それがお釈迦様の掌の中だったとのお話がある。孫悟空の気持ちが分かるときが来るかもしれない。

 


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>

にほんブログ村

selected entries

archives

recent comment

  • 園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(88)人事考課を書き換えさせた石油資源開発人事部
    名無し (10/15)
  • 国際石油開発帝石(インペックス)は経営行き詰まりなのか?それを暗示する現象(2)
    名無し (08/20)
  • 園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(132)ホテル代の踏み倒し
    No use (07/25)
  • 論理の誤り―纏向遺跡と桃の実の年代
    No use (07/24)
  • (続)石油資源開発の新役員布陣が発表されたが―身体検査は大丈夫か?
    No use (07/24)
  • 『人麻呂の暗号と偽史『日本書紀』〜萬葉集といろは歌に込められた呪いの言葉〜』を電子出版化した
    ふひと (07/11)
  • 国際石油開発帝石のイクシスプロジェクトは「大失敗」?!
    高松 和弘 (06/27)
  • 起きる確率の高い南海トラフ地震の被害額が1,400兆円以上と言うなら
    toshi (06/14)
  • 決裁文書の事後改竄は単なる文書管理の問題ではない
    giinnokoe (06/01)
  • (続)石油資源開発の新役員布陣が発表されたが―身体検査は大丈夫か?
    名無し (05/28)

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM