72歳になった

昨日、421日に満72歳の誕生日を迎えた。さして目出度いとも感じないが、良くここまで生きてきたとは感じる。第一は親族の寿命だ。父は糖尿病治療薬の副作用で65歳で死んだ。兄は子供の時の予防注射に依りC型肝炎にかかり63歳で肝がんで死んだ。二人とも医原性の理由で死んでしまった。医者に掛からなかった祖父は89歳まで生き、弘化3年生まれという、戊辰の役も戦った曽祖父も89歳まで生きた。因みにこの曽祖父、小野清は日本の医師免許制度を作った男らしい。長崎留学時代の知見が、そのベースにあったと聞く。話を戻すと医原性の災いを避けたものは長命であることが分かる。そこで私も可能な限り西洋医者とは距離を置く生活をしてきた。2010年に渋谷の地下コンコースでコンクリート柱に激突し、背骨の湾曲、体腔の縮小、前歯の欠落、白内障の開始、糖尿病の原因(膵臓への影響)他になったと考えられる。仙台に移った時に、白内障や糖尿病が顕在化したが、糖尿病には服薬なしで対処する地獄の日々を経験した。いまだに、腰骨などに激突の影響が残り、神経に起因するしびれ、突発的な痛み、脚のつりなどに悩まされるが、僅かずつ快方に向かっているようだ。

生まれたのは昭和23年、まだ戦後の混乱と貧しさが残る時代だった。上棟式(建前)があるとまき散らされる飴屋菓子に混じって「50銭硬貨」が撒かれる時代を経験した。50銭で飴1個が買えた。水道はなく井戸から釣瓶で水をくみ、煮炊きや風呂に使った。勿論燃料は薪だった。洗濯機も冷蔵庫ももちろんテレビなんぞない子供時代だった。小学校は超満員で、2部授業、中学校は1学年21クラス1100人以上という状態だった。1番から1100番プラスまで成績順に名前を掲示する超競争社会でもあった。

安保闘争あり、学生運動あり、ロッキード事件も三島事件もあり、バブルに阪神淡路大地震、東日本大地震などがあり現在はコロナウィルス感染蔓延が起こっている。海外ではベルリンの壁崩壊、ソ連崩壊、アラブの春、イラク戦争などなど大きな変化があった。個人的にも波乱万丈の人生を送ってきたが、我らが世代が経験したことは多く又重い。

取り敢えず、祖父、曽祖父の記録した89歳を超えるのを目標に人生を実りあるものにしていきたいと願っている。曽祖父は影山流居合の免許取り(他に北辰一刀流、鏡心明智流)だった。80歳になったら健康のために居合の真似事でもしてみたいと思っている。昔風の平泳ぎでマスターズに出たいとも思う。水と戦わず、水と和す日本泳法の良さを示したい。水と戦っているような西洋泳法には心と品がない。

時に、誕生日当日の朝は妻が赤飯を炊いてくれていた。感謝である。そして夕飯は末廣寿司で祝いの膳とした。人生の節目の年を迎え、これからの人生を思い、気力が沸き上がるように感じる。

 


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