命の小池、金(経済)の安倍、勝負は決まっている

2020313日に、世界中での新型コロナウィルス感染症の蔓延を見、日本の水際作戦(実は中国武漢からの観光客まで歓迎一辺倒で入国規制など全くしなかった)の失敗に慌てていた政府は、むしろ憲法に非常事態宣言を盛り込む足掛かりにしたいとの意欲をにじませながら、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法を成立させた、同法は翌314日には施行されたが、緊急事態宣言は経済を委縮させるとの配慮(心配)から、東京都、医師会などのせかす声を受けながらもなかなか安倍晋三首相は宣言をしなかったのである。周囲の圧力に負ける形で安倍晋三首相が宣言したのは47日であった。東京都では緊急事態宣言後に知事に与えられる休業要請権限の適用につき、政府が示した基本的対処方針である『都道府県が休業など必要な対応を要請』に基づき検討を重ね、46日時点ではすでにその案を公表していたのである。

その内容を知った安倍政権は緊急事態宣言を発した47日になんとその基本的対処方針を変えてしまったのである。何と休業要請について「国と協議のうえ、外出自粛の効果を見極めたうえで」と付け加えただけでなく、「事業継続が求められる業種として、百貨店、ホームセンター、理美容など」と明記したのである。

想像するに、東京都の休業要請内容を知ったそれらの業界がお願いという”形”の運動を安倍政権に対して行い、それを受け入れるべく安倍政権が「いったん任せるとした知事権限に国との協議ほかの条件を突然付した」ものと思われる。オリンピックの誘致ではないが、ものを頼むのはただではないことに注意が必要だ。

ともあれ、小池東京都知事が『命の危機』だからと速やかな休業を望むのに、安倍首相は『経済への影響』が心配だと休業要請にブレーキをかけたのである。一旦、知事に権限を付与する緊急事態宣言をしながら、自分の思い通りの休業要請内容でないからと、まだ試してもいないのに基本方針を変えるなど「お山の大将レベル」であって、およそ一国の首相としてふさわしくない行動と言えよう。すべての世帯に2枚のマスクを送り付け、費用は税金で賄うとの、まるで「送り付け商法」のようなことを政府が思い付きでするのもなるほどと思わせる能力ではないか。

命と経済の比較であれば命の方が重いのは自明であろう。馬脚が見えている!

 


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