法相だってねえ、ほう、そうかい
ひゅるりーひゅるひららー、もう駄目だと、言われています〜♪
そんな歌が聞こえてきそうな森雅子法相である。いわゆる「福島原発から検事が真っ先に逃げた」発言の問題だけでなく、予算委員会の質問中にトイレ利用のために一時退席したにもかかわらず、記者を自ら呼び寄せてぶら下がり取材をさせたというのだから、大臣不適格どころか国会議員としても不適格だろう(国会軽視が歴然)。
3月16日の参院予算委員会では、冒頭に金子予算委員長から「極めて遺憾だ。政府の立場にあることを十分留意した上で、緊張感を持って臨むこと、質問に的確、適切に答えることを改めて要請する」と注意を受けたという。質問の意味さえ把握できない能力らしいが、それでは世の弁護士が無能のように誤解されてしまうではないか。
国会予算委員会の大臣答弁で、代表する法務省の見解とは異なる個人的意見を述べるのは大臣としての職務上の判断能力に問題があることを意味している。
ところで法相の仕事には、死刑判決が確定したものの死刑執行命令者と言う重要なものがある。死刑執行はその対象者の生命を奪うことなのだからその判断は一時の感情などでなされてはならない。このような、すぐに頭が混乱する人を法相にしてよいのか、国民はしっかり考えるべきだ。そして任命した安倍晋三首相はいつものように、任命責任があることを認めたが、これも何時ものようにどのように責任をとるかは語らない。つまり責任など取るつもりはないようだ。ほう、そうかい!
- 2020.03.21 Saturday
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- 06:51
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- by sonoda-go