作戦コード「ゴーン」

北朝鮮による拉致被害者、有本恵子さんの御母堂が94歳で亡くなられた。ロンドン留学中にさらわれてそのままの別れになってしまった。その心中察するに余りあるものがある。日本国政府(総理大臣)は拉致被害者の奪還への決意を語るのみで、実効的なアクションを起こしていない。行動し、一部でも取り戻したのは小泉純一郎元首相だけである。拉致被害の発覚当初から政府は拉致そのものを無いことにしようとしていた。近年の対応は拉致被害者及びご両親などが死に絶えるのを待っているかのように感じる。

政府にお願いしても埒が明かぬからと、米国に訴えても、もとよりこれは方向違いだ。そして誘拐犯に「返して」というだけに似た北朝鮮との交渉。そんなことで帰るわけがなかろう。

フランス政府が日本政府にゴーン被告の扱いの改善を求めても日本は何ら対応しなかった。合法違法は別として、北朝鮮が呼びかければ返還すると考えるのは甘すぎると言えよう。アプローチの方法を間違えたのではないか。日本から「不法に」拉致されたのであるから、奪還方法にはもっと別のものがあったのではないか。

ゴーン被告は日本から逃亡した。そのまま裁判を受けて、最高裁まで争えば10年はかかるという。もしも最高裁で無罪を勝ち得たとしても彼の人生、そして彼の家族の人生は取り返しがつかないことになる。脱出する気持ちはよくわかるのである。その脱出には十数億円の費用が掛かったと言われるが、実際にできたのである。

世のお叱りを受けるかもしれないが、プロを雇って、拉致被害者奪還を試みることも考えてはどうなのか。作戦コード「ゴーン」として。

古きは明石元次郎、毀誉はあれど後の辻正信などの軍人がいれば違った展開があったのだろう。経済産業省が日本の政治を牛耳るようでは、政府への陳情など無意味のように感じる。

有本さん(母)の無念を晴らすのは誰か。その出現を願って已まない。

 


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