ロッキード事件の再来?

ロッキード事件を覚えている人もまだ多いと思う。田中角栄という「総理の犯罪」だったからだ。P3C導入に関してはそれの比ではないことがあったらしいのだが、それは闇の中に今もって隠れて(隠されて)いるとか。

このような大疑獄事件が通常立件、起訴、裁判、有罪と進むことはないと言ってよい。秋霜烈日とアンタッチャブルを思わせる検察も実際にはタッチャブルなことは、多くの事例で諸子の知るところであろう。多くの政治家の事件が不起訴で終わっているのがそれを物語っている(例:小渕優子事件など)。

総理の犯罪を解明できたのはそれが握りつぶせない証拠の存在である。米国のチャーチ委員会での多くの証言の果たした役割が大きかった。それと当時の三木武夫という反田中角栄の存在も必須だった。この事件は事件の詳細を知る関係者が次々に不審死を遂げる、その者たちを警察が警護していなかったり、国際的陰謀説も消えていない。

さて、気になるニュースが出てきた。エアバスの売り込みをめぐって大金が各国政府関係者に賄賂として渡っていたというのだ。日本、韓国などにもとある。即座にロッキード事件を思い出した。私が思い出すくらいなのだからエアバスから賄賂を実際に得た人はもっと鮮明に思い出したことだろう。

しかし現在、三木武夫に相当する人がいない。しかし明日のことなど分からないのが政治家の世界である。ヨーロッパ発の証拠ではそれ自体に日本の力は及ばない。止めるのは検察の力だろう。そこにこれまた気になるニュースが出てきた。検事総長人事に関して、「官邸の代理人、御庭番」とも呼ばれる人の定年退職となるのを特別に閣議決定として定年を延長したのだそうだ。検事総長を握っていれば安心かもしれないと考えるのは過去に同様の事があった証拠だろう。特別の目的なくして特別の取り扱いは生じない、世の常識であろう。その特別な目的の解明はできるだろうか…

一見関係がないような、エアバス売込みと検事総長人事への介入がロッキード事件のような展開を見せるかはわからないが、そんなストーリーはドラマのシナリオとして使えそうに思う。「相棒」なんか、取り上げそうに感じるが。

それにしても日銀総裁が黒田で、検事総長人事の話題では黒川、偶然だろうけれど何故か安倍晋三総理関係には「黒(ブラック)」が出てくる。

検事総長関係では以下の記事が参考になる。

「事実上、安倍政権の指揮権発動」法曹界が黒川検事長の定年延長に反発

https://dot.asahi.com/wa/2020020400012.html

 

 


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