対中防諜戦

産経新聞(17日)の論説副委員長、榊原智による「対中防諜戦となるIR捜査」は穏やかな表現ながら日本の政界にすでに浸透しているであろうスパイ、および協力者の存在を強く印象付けるものであった。

カジノを含むIR事業をめぐって中国企業から金銭を提供された収賄事件で秋元司衆議院議員が逮捕された件につき、

「贈賄側の動機はIR事業参加という経済的理由だったとみられている」

と日本国内での取り上げ方を紹介し、

「中国企業は共産党の支配下にある」

事を指摘し、

「弱みを握られた政治家がいずれ、日本の政権中枢や外交、防衛、治安の要職に就くかもしれない。与党幹部として政府や政策形成過程に影響力を行使したり、機密情報に接したりするかもしれない」

といったケースに警鐘を鳴らしている。そしてそうならないようにと、

「日本の政治家や官僚、企業人らは共産党政権の支配下にあるという中国企業の性格を意識しておくべきだ。袖の下でも貰おうものなら、逮捕はもちろん、命を失ったり、国を売れと強いられたりするかもしれない」

と注意を喚起するのだ。

榊原智は「こういうことが起きるかもしれないから気を付けてね」とのトーンで書いているのだが、勿論それは表向きのこと、未来に限ったことではないことくらい誰にでも分かるだろう。

かなり前の事だが(10年くらいは経ったか)、某氏に誘われて某中國ミッションの歓迎会に同席したことがあった。そこに駆け付けたのが某現職国会議員だった。その某氏が「選挙で当選できたのは中国にご支援いただいたおかげです」といったのである。

外国人が選挙権者であるはずがないのでこれは「資金を提供したな」と思えるのである。政治資金規正法違反だと思うが、それを口にする某国会議員もあきれた奴ではある。なんでも北京の大使館勤務をしたことのある人とのことなので、その時にトラップに引っかかっていたのではないかと想像する。

日本の外交を見れば、強い態度が必要な時に何故か腰砕けになる例が(余りにも)多い。かつて中国に子供がいるなんて噂の政府首脳がいたくらいなのだ。与党幹部として…などの言葉を見れば、中国と何故か仲が良い二階さんは大丈夫なの?と感じてしまう。中国だけではない、日韓議員連盟などというものがある。そんなもの、在日議員か韓国利権の輩だと思っていたが、実はトラップされたものがいたとしてもおかしくはない。また、そのような特殊な関係の相手国が中韓に限られるわけではない。西側同士でも同様の事は行われているのだろう。

「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」という実態と真逆の言葉を発する人にも何処からか、何らかの力が加わっているのかもしれない。防諜機関を強化して、過去、現在の政治家、官僚他をチェックする必要がある。

 


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