田村秀男の日曜経済講座に注目!

産経新聞(1222日)の田村秀男の日曜経済講座のタイトルは「移民受け入れの盲点 中国資本に呑み込まれる」であった。冒頭を見てみよう。

「いよいよ年末。ことしの経済重大事は何かと聞かれると、拙論は10月の消費税増税と並んで4月の改正出入国管理法施行を挙げる。同法は外国人移民を大量に受け入れ、経済再生につなげるというが、重大な盲点がある。移民導入はデフレ経済を恒常化させるばかりか、移民を資本と一体化させて相手をのみ込む中国膨張主義にはめられる。

消費税率の10%への引き上げは経済をゼロ%以下の成長とデフレに追い込む。外国人労働者拡大はデフレ緩和の決め手となる賃金上昇を阻止するのだから、消費税増税と同類だ。」

田村秀男は安倍晋三政権の大政策である移民促進法(改正出入国管理法)と消費増税の2つは「愚策」なんてものではなく「悪策」だと言っているのである。勿論田村秀男の専門は経済だから、経済以外の件例えば、移民の増大による日本文化の衰退、消滅やAI時代の日本人の就業機会の減少といった面には言及していない。

移民政策はデフレを恒常化させるし、消費増税は経済をゼロ成長以下に抑え込むというのだから、確かにこんな愚策をとってはいけないということだ。しかし、それをあえてやろうとした安倍晋三政権にはそのデメリットを補って余りあるメリットがあったのだろう。勿論国民にとってではなく、一部の特別なものにとってなのだろう。「もり」「かけ」「さくら」「カジノ」「イージス」などというキーワードが理解の役に立つのではないか。

最後に田村秀男は昨今もてはやされる「多様性」にも警鐘を鳴らしている。多様性の長所は確かに存在するが「純粋性」がそれに勝る場合も多い。様々な特技を持った人を組み合わせれば絶大な成果が得られるかもしれないが、出来の良いのと馬鹿を組み合わせたらそれは悲劇的結果を生む。混ぜりゃいいってもんじゃないのだ。 

因みに今朝の仙台は民家の屋根も広瀬川の河原も白、白、白。今年初めての積雪である。

 


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