総務次官が更迭となった日本郵政癒着(汚職)事件、天下りの典型的罪悪

簡保生命保険の行政処分情報を総務省のトップである総務事務次官(鈴木茂樹)が日本郵政に天下った元総務事務次官(鈴木康雄)に”密かに”(おおぴらだったのかもしれない)伝えていたとして総務大臣が処分を発表し、総務事務次官(鈴木茂樹)が即日辞職した。停職3か月の処分とし、本人が辞職するというのは、退職金を支払うための方策であろうから高市総務大臣の采配は褒められたものではない。役人のトップに君臨する事務次官、それも文書管理、情報管理なども職掌する総務省の事務次官であれば、一罰百戒の意味も込めて懲戒解雇とすべきであろう。情報提供に金銭提供などが絡めば贈収賄である。調べる必要があるのではないか?かつて総務大臣を務め、マイナンバーなどというやや”怪しげな”ものを作った経緯などを詳細に知る人物を懲戒解雇になど“危なくて”できなかったのかもしれないが。

さて日本郵政株式会社は日本郵政株式会社法により設立された典型的政府系企業である。その株式の63.29%を財務大臣が保有するのだから完全な政府支配会社である。日本郵政株式会社のトップ(社長)は学習院高、一橋大を経て興銀に勤めた本質的には銀行マンである。言葉は悪いがいわゆる”お飾り”なのではないか。そして実権を握るのが上級副社長という元総務次官、鈴木康雄である。

天下った大物先輩次官に厳秘情報でも提供するのは役所の習いではないか。

しかし、情報提供した現職次官が辞職したのに、情報提供を要求したであろう日本郵政側の元次官、鈴木康雄は何故辞職しないのだろうか。このような癒着が行政の公正をゆがめているのであるから、日本郵政株式会社を支配する財務大臣は鈴木康雄上級副社長を解任すべきだと思う。さもなくば、ばれたから総務次官を辞職させたが、この癒着構造を財務省・財務大臣は悪いと感じていないと判断せざるを得ない。(その後郵政3社長の辞任とこの上級副社長の辞任が報じられているがいかにも遅い。それに悪事を働いたものが辞任で事を済まそうとするのもよくない。覚悟もなく悪事を働く者には懲罰が必要ではないか?)

産経新聞(12月22日)の「主張」は、

「高市氏は会見で「総務省OBが日本郵政グループなどの取締役に就任することは問題がある」「マイナスが大きい。監督官庁として公平公正な判断ができなくなる」との見解を示し、「郵政グループの人事の認可にあたっては、このような観点からも厳正に臨んでまいりたい」と述べた。天下りの悪弊に切り込む決意表明であると聞きたい。癒着の構図を放置していては信頼の回復が望めないのは、総務省も日本郵政と同様である」

と書いている。

高市大臣はクソ役に立たぬマイナンバーを作った人だ。天下りを果敢に処断して後世に名を残してはいかがか。それが出来なかったからこんな問題が生じたのだから期待はできないが。

 

 


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