加地伸行に見る「老い」

産経新聞の加地伸行のコラム「古典個展」だが、前回も「”老い”大丈夫か」とその論理の不確かさ(奇妙さ)を懸念する言葉を発したように記憶する。1216日の「桜よりも国家的問題を」と題する寄稿の内容からは「大丈夫ではない」と感じる。

自動車運転免許証の返納ではないが、すでにこのような文章を書く機会を返納したほうが良いのではないか。若き頃よりの名声があればこそ、その名声を大切になさった方が良いと思う。

「加地伸行、老いたり。さはさりながら、口の悪さは衰えておらず、最近の国会質問には文句をつけたい」

口の悪いのはさしたる問題ではないが、判断力の低下は問題なのである。

「その第一は、「桜を見る会」問題である。老生、事の詳細は知らない。ただ、安倍晋三首相が自分の知人らを優先して招待し、それも国費を使っているのは、許せないという話のようである。そこから話が大きくなり、公私混同ではないか、と来た。」

公私混同レベルの事ではなく、公職選挙法に違反するという、国会議員としての資格にかかわることなのだが、理解できていないようだ。

仮令加地伸行が感じる公私混同レベルの悪だとしても、続く言葉に判断力の“老化”が如実に表れている。

「では、借問(しゃもん)す。国会議員諸氏は一度も公私混同したことはないと言(い)い切れるのか」

誰だって公私混同位したことがあるだろうから、まあいいじゃないか、うるさく言うなよ、といった考えのようだ。加地伸行の考えの浅薄なところは、皆がしている悪事は大した悪事ではないというようなもので、事の善悪の絶対評価を軽視していることだ。誰もが一回くらい嘘をついたことがあるだろう、だから嘘をついたからと言って責めるな、式のまるで子供の言い訳のようなものなのである。

そして「桜を見る会」の問題点を公私混同程度にとらえる、ものを見る目の曇り・視力不足が特徴か。加地伸行が言うような軽微な問題であれば、指摘されて直ちに名簿をシュレッダーにかけ(証拠隠滅)、次回の会を中止にしたりするはずがなかろう。

これ以上は指摘すまい。老醜は見せぬほうが良いと感じる。名声を惜しむ!

 


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