園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(218)まずはパースでホテル暮らし

プロジェクトの現地事務所立ち上げのためにパースに赴任した。経理部から出向してきた木暮君と二人だけである。木暮君は石油資源開発では極めて珍しい東京大学の出身者だった。

真冬(日本は真夏だが)のパース空港に着いたのは815日、つまり敗戦記念日だった。縁起の悪いこと!

イーストパースにある、ホリディイン(その後サビルに変わった)にひとまず住み始めた。このホテルはキッチンが付いた滞在型というか、アパート型のもので、家族を最初から帯同している木暮君にとって最適なものだった。事務所探しをしてから家探しという順に進める計画でいたのでホテル暮らしはしばらく続くのを覚悟していた。

朝食はホテルのレストランで食べる。何時も木暮一家と一緒に、である。私が単身赴任のため、一人きりなのを案じてくれたに違いないのだが、木暮君のお嬢さんがエレベーターホールで毎朝待っていてくれて、私と手を繋いでレストランに行ってくれただけでなく、朝食を家族とは別のテーブルで向かい合って食べてくれた、なんとも心優しいお嬢さんだった。今も感謝している。

 


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