「見え透いた嘘」の典型

天知る、地知る、我知る、子知る、なんぞ知る人無きと言わんや。この四知を知らぬ無知の所業か。「サクラを見る会」の私的利用が図らずも明らかになってしまった安倍晋三首相は大慌てで火消、もみ消しに躍起となっているようだ。内閣改造後すぐに菅官房長官に近い閣僚二人が辞任に追い込まれた。何やら勢いを増すこと著しい菅官房長官の勢力をそごうとの対抗勢力の仕掛けではないかと感じていた。小泉進次郎氏まで些細な発言を大々的に(多分何かの力が働いて)取り上げられ、人気が凋落気味という。そこに来てこの「サクラを見る会」事件である。菅官房長側が反撃に出たと見ることもできよう。向こうに政治資金規正法砲があるならこちらには公職選挙法砲があるぞという場面だと考えると理解しやすい。

今や「天上天下唯『安倍』独尊」状態となった安倍政権に危機が迫ってきたのかもしれない。企業アンケートでも、さすがに友人・取り巻き(政治家やジャーナリスト・学者他大勢)への利益誘導が過ぎるのと、アベノミクスを含む政策がすべて看板だけで中身・成果がない点、財政規律を無視してのバラマキ三昧、北方四島問題にみられる領土放棄などにあきれ果てた結果と思われるコメントが溢れ、現職ではない石破氏が次の首相候補ナンバーワンだと言う。中国の習近平国家主席を国賓でという安倍晋三首相の決定に自民党内からも反対するグループが活動し始めるのを見れば、既に安倍降ろしの風が吹いているように思う。

主題がそれてしまった。共産党の議員が質問し、資料を請求したら1時間後に名簿がシュレッダーで裁断された。まるで小渕優子の政治資金規正法違反の証拠となる会計帳簿が入ったハードディスクを電動ドリルで破壊したと同様の証拠隠滅であろう。電子データというものは消去しても復元できるのにもかかわらず、「復元できないと聞いている」と言うばかりで隠し続けている。その美しくないこと限りない。

「見え透いた嘘」という言葉がある。小学校でこの言葉を教えるときにこの「サクラを見る会」事件を例に使えばよいと思う。直接的証拠がなくとも世には「推認」という言葉があるではないか。

昨日辺りから和泉首相補佐官の、虎の威を借るがごとき行状と不品行などに関する報道がなされている。また即日、出張記録やハイヤー記録などはシュレッダーでなくされるのかねえ。

 


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