園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(215)所長が辞令を隠した!

ジャカルタ駐在中にはプルタミナの連中と一緒に観光に行ったり、チモール島に出かけたりといろいろあったのだがすっ飛ばしてある事件に関して書くことにする。

駐在中に時々東京本社探鉱部の部長だった森田氏に電話をしていた。ある時、

「副所長なんだからどんどん主導権をとって…」

との発言があった。

「えっ、副所長とは何のことですか?」

と聞くと、

「○○プロジェクトの○○を副所長にしたから、それなら当然小野も副所長にする。そして、とうの昔に辞令も出ているはずだ」

とのことだった。

「そんなこと聞いてませんよ。まったく初耳でした」

「そんな馬鹿な」

驚いたことだった。辞令が出てからすでにかなりの期間が経過していた。公手所長が個人的に辞令を交付したくなかったか、或いは辞令交付をしない方が良いと某氏に忖度したかと感じた。

その辞令とやらはついに受け取らなかったような気がするが、間もなく私に転勤の指示が来た。新規にオーストラリアに作るプロジェクト会社ジャペックスACの現地所長としてジャカルタから直接赴任してくれというものだった。

公手所長のもとにはおいては置けないとの森田部長の配慮のおかげだと感じた。感謝している。

会社人生には、信じられないようなとんでもないことが起きることがあるのである。個人的荷物はジャカルタに暫くとどめ置き、オーストラリアの滞在先が決まったら送ってもらうこととした。

「けったくその悪いこと(大阪弁)」もあるものである。

1112日に広瀬川に白鳥が飛来した。こちらは美しい話)

 


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