野党は専門調査機関を持つべきだ

予算委員会だろうが専門部会だろうが総じて野党の質問は間の抜けたものである。それはデータに裏打ちされたものではないからだ。新聞はほとんど政府寄りの事しか書かぬから勢い政府の追及材料は週刊誌に頼ることになる。

野党議員があれだけいて、政党補助金も受け取って、なぜあのちっぽけな週刊文春の足元にも及ばぬ情報収集能力なのか、そしてそれにもまして情報の分析能力がないのか。

最大の理由は野党国会議員の知的レベルの低さだろう。それは与党にもいるが、現役では使えなくなった(これを誤魔化すために“引退した”、“卒業した”などと言い換える例多し)スポーツ選手や歌手、ダンサーの類が知名度だけを頼りに議員になるのである。はたまた松下政経塾出身などという、講師から教わったなどという耳学問的”知識”しか持たぬ議員も多い。政経塾ならぬ生計塾だったのではないかと感じる例も少なくない。政治的信念などないことは、野党から与党に、いけしゃーシャーと、移っていく太ぇ奴らを見れば明らかだ。

高原列車の車窓からの映像を見ても、その地のことなどほんの一部しか理解できない。温度も、風のにおいも知ることができないのである。コンサートに行って直接演奏を聴くのも、音楽は連続した無限の音程からなるのだが、それをデジタルというサンプリングしたものでは完全には復元できないからだ。CDよりもレコード盤の方に深みと柔らかさがある。もっと刺激的な例を挙げれば、AVでは体温も吐息も感じられないだろう。触れ合いの触感など得るべくもない。それでは本物ではないのである。

本物を知る人間が、可能な限り生のデータに触れ、集め、解析することが重要なのである。猫に小判という言葉があるが、まずは小判がなくては話にはなるまい。与党(政府)は政府組織と政府予算を使って情報を集め、分析し、時に隠し、時に利用しているのである。野党が調査部門を持つことが極めて重要に感じる。勿論看板だけでなく能力のあるものでなければならないが。今の野党にはできそうもないけれど。そして情報を分析・解析する専門部門も必要だろう。尤もそこまでしても、今の議員では分析・解析結果の理解すら無理かもしれぬが…

 


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