神風特別攻撃隊の生みの親の覚悟と身の処し方

「身を律する」という言葉を忘れた日本人が多い。多いと言うより殆どと言った方が良いだろう。

産経新聞(1025日)に「特攻隊75年 生への執着、痛恨…それぞれの思い」という記事が載っている。神風特攻隊の生みの親というべき大西中将に関することがメインだ。記事には大西中将の苦悩が生々しく記述されている。

そして敗戦を迎えてしまう。「君たちの…」と特攻の死によって救われると説いた日本が敗戦するに至った時、大西中将の心は察して余りある状況になっていたと推察される。記事には、

「終戦の日の翌日、昭和20年8月16日未明、東京・南平台の官舎で割腹自殺。特攻隊員たちの苦しみを思い、介錯を拒否したという」

とある。阿南陸軍大臣と同じだ。介錯を拒否し、自らを苦しみの中において息絶えるまでの長い時間を過ごした。これが贖罪の在り方なのである。

金を懐に入れて知らぬ顔を決め込んでいた関西電力の会長社長をはじめとした悪人ども、それを見逃した監査役達、福島原発の事故で国家国民に未曽有の損害を与えた東京電力の経営者たち、恩義ある人を検察に売りながら自らは社長でございと言う日産の西川など、悪事を悪事とも思わぬ連中に聞かせてやりたい。

責任は刑事罰の形でとるだけではない。自らを律する、すなわち罪を自らに科し、身を処すことを知る日本人であるべきではないか。

恥ずかしい、「くそ」みたいな人間が増えすぎである。それもいわゆる偉い人に。大臣を見てもカスばかりに見えるのが悲しい。 「責任は私にあります」とは言うが、その責任をとったことがない人もいるくらいなのだ。

 


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