仙台のタクシーは親切至極

横浜に向かうときだった。書類が多かったのでキャリーバッグに詰め込んだ。地下鉄河原町駅の入り口まで来て、エスカレーターが工事中のことを思い出した。(それにしても長い間工事中になっている)

まだ脚の具合が完璧ではないので、駅までをタクシーで行こうかとの考えがふと浮かんだ。丁度その時、1台のタクシーが横に停まった。OKかと手で合図したら大きくうなずいている。太白区の稲荷タクシーだった。

年配の運転手との会話が楽しい。何とも爽やかというか、心地良いのである。よほど社員教育の行き届いた会社に感じた。

仙台駅から東北新幹線のはやぶさに乗り、東京駅で京浜東北線に乗り換えた。丁度川崎駅を過ぎたあたりで、ポケットに入れていた仙台市の敬老乗車証カードが気になった。地下鉄を利用するつもりだったので、すぐ使えるように財布から取り出して財布の脇に入れていたのである。ポケットを探ったがない。「落とした!」。財布を出したのはタクシーの料金支払い時と、仙台駅のニューデイズでコーヒーとサンドを買ったときだけだ。

東神奈川駅で領収書にある稲荷タクシーに電話した。届いていないが車両番号の運転手に確認するとのことだった。ニューデイズにも電話したがなかった。しかしすぐに稲荷タクシーから電話があり、運転手が持っていたので事務所で保管するとのことだった。

仙台に戻って、稲荷タクシーに取りに行こうと地下駐車場に下りたところに末廣寿司から電話があった。食事の時に稲荷タクシーの話をしたためなのだろうが、旧知の関係なので稲荷タクシーに連絡してくれたとのこと。そして社長が届けてくれるとのことだった。

そして末廣寿司に敬老乗車証カードが二つのタオルと共に届けられたのである。

タクシー車内に忘れ物をしたのは私の落ち度である。それを私のところにタクシー会社の社長が自らタオルまで添えて届けてくれる、その親切に感動した。東北人の心根の優しさの象徴のように感じた。ありがとう「ももちゃん」。(社長をみんなそう呼んでいるようなのである)

注:「仙台のタクシーは」と一般化するのは行き過ぎかもしれない。仙台地下鉄のエスカレーターなど老人と障碍者には”地獄”のように不親切なものだから

 


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