通訳器、翻訳機があれば英語学習など全員には無駄

新聞に入ってきたジャパネットの折り込みチラシに「夢の通訳器「ポケトーク」」というものが載っていた。世界の74言語の相互通訳を音声と文字で実行する機器である。値段は3万円弱だ。

英会話を例にとれば、福沢諭吉が米国に行ったときに「come, come」を「コメ、コメ」と発音して通じなかったという話が残っているが、AIはおろか、パソコンというものの影も形もなかった時代のことである。以来日本では英語学習が学校教育で行われてきている。それも並大抵の時間ではない。

しかし時代は遷り、今やAIの時代である。言語の翻訳やその学習など、まさにAIにぴったりの事柄なのだ。それなのに日本では小学校から英語を学ばせるというのだから時代錯誤も甚だしく見える。必要性などではなく、英語産業保護のための施策なのだろうと思われる。

現在の通訳器がこのレベルにまで来ているなら、10年後はもっと滑らかな通訳が可能になっていることだろう。そして学校教育で英語を取り上げて、たとえそれをマスターしたとしても英語だけしか理解できないが、通訳器では現状でもなんと74言語の通訳が可能であるという。

学校でスマホのようなものでできる英語を教えるより、基礎科学をみっちり教えて、人間の頭脳で有用な技術開発をすることを心がけるべきではないのか。人口減少の日本の生き残りや発展に寄与するのは英語能力という機械で置き換えうるものではないはずだ。国家百年の計を考えれば、一生のうちに使う機会が少なく、機械で置き換えられるものに時間と資金と労力を費やすべきではない。

 


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