こんな大臣選考でよいのだろうか

明日11日にも発表されるかと言われる改造内閣の閣僚選任だが、こんな選考の仕方でよいのかと疑問に感じる点がある。2例指摘しよう。

東京五輪担当大臣には橋本聖子が有力なのだそうだ。産経新聞(9月7日)の一面記事「大幅改造17閣僚交代も」の記事を引用しよう。

「五輪相での起用が有力となった橋本氏は、スピードスケートと自転車で夏冬合わせ計7回オリンピックに出場し、1992年のアルベールビル冬五輪スピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得。来年開催される東京五輪・パラリンピックに向け適任と判断したとみられる」

これでは五輪相になる理由がオリンピックに7回出場して1回銅メダルを取ったからと言っているだけではないか。

例えは悪いが、大食いコンテストで優勝経験があるから食育担当大臣にするというのと変わらないのではないか。五輪相の仕事はスピードスケートの技術を教えることなどではあるまい。JOC理事会を「見えない化」した山下泰裕会長を𠮟責したり、五輪関係会計帳簿の管理徹底を図ったり、五輪にかかわる、竹田恒和の贈賄問題や、電通などの業者癒着問題などに切り込めるかが重要なのである。運動能力ではなく正義感が必要なのだが、政府側は正義感は資質になど入れられぬとの判断なのかもしれない。橋本聖子も議員になって長い。政治家としての業績がないのかねえ。

もう一つの例は河野太郎が防衛大臣になるという話である。外務大臣の職にありながらまるで係長クラスのように一年のうちの1か月相当という長い時間飛行機に乗って飛んで歩いていたという人だ。韓国に対して毅然とした態度をとったことが評価されたとあるが(産経新聞、9月8日)、それは安倍首相の方針にただ従ったというだけではないか。とにかく飛行機に乗って飛び歩くの大好きな防衛大臣では、日本の国防がおろそかになる。不適格と断じ得よう。

それにしても相変わらずの大臣選びに失望の念を禁じ得ない。

時に、昨日日産の西川社長が辞任することが発表された。辞任したから悪が悪でなくなるわけはないのだから、昨日朝のこのブログに書いたようにやはり解任すべきだったと思う。そのなあなあ精神、「まあええやんか」の精神が製品を作る態度にも表れているはずだ。従って日産の自社性能テストの結果など私は信用しない。

(鎌先温泉最上屋旅館のこれぞ旅館という姿)

 

 


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