竹島の重要性、竹島は中台関係における金門島の役割

韓国がGSOMIAという日韓軍事協定(軍事情報包括保護協定)を破棄した。米国も日本もが止める中での決定である。そうしたら日本政府は「影響ない」と強弁を繰り返している。本当に安全保障上に影響がないなら、もともとそんな軍事協定の締結意義がなかったことになるのだから、日本政府の説明は誰でも嘘と分かるものである。

私などは個人的にこのような軍事協定はないほうが良いと思っている。なぜならば、韓国が軍事機密の守秘義務を守るとは考えられないからだ。何時、北朝鮮に隠れた形で流れるかわからないのである。

ともあれ、韓国は本気で北朝鮮との統一を希求しているようだ。北朝鮮が民主化することはないだろうから韓国が北朝鮮化するほかないだろう。すなわち統一朝鮮の出現となろう。その時の軍事境界線は北緯38度線からぐっと南下し、対馬海峡となると考えられる。

然し待て暫し。対馬海峡の北、統一朝鮮の喉元にはわが日本の(自民党政権に捨てられた領土)竹島という領土があるではないか。この島は中国―台湾間における金門島のような軍事上の要衝である。そこにミサイル基地などを設置して日本防衛の前線基地とするのが、軍事的優劣を分ける可能性がある。まさに橋頭堡的な位置にあるのだ。

しかしその要衝だが、そういった将来の奪い合いになることを予期した韓国によって軍事演習の舞台となった。それに対し安倍晋三政権はいつも通り、わが国の領土であるから遺憾であるといった口だけの抗議を行ったようだ。やる気のないこと甚だしい。

中国とロシアの軍用機が竹島上空付近を通過した際、日本の戦闘機はスクランブル発進した。しかしそれだけである。それに対し韓国空軍はスクランブル発進だけでなく、中ロ軍用機に対して警告射撃を浴びせた。韓国と日本の竹島領有への熱意には大きな差があるのである。

それでも航空自衛隊は戦闘機をスクランブル発進させた。今回の竹島における軍事演習に対して、海上自衛隊が何らかの軍事アクションをとったとは聞かない。安倍晋三首相に国を守る気がない(薄い?)のは明々白々である。

韓国に奪われ、占拠されている竹島という島嶼を、遠目に見て、我が自衛隊の島嶼奪還部隊は今日も訓練を続けている。実用に供さないのなら、「訓練のための訓練」に過ぎないのではないか。これが「アベノディフェンス」の真の姿なのだろう。

 


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