御上御用の新聞記者ばかりの中に

菅官房長官の会見に通い詰める東京新聞の望月衣塑子記者は官房長官会見に参加する新聞記者の中で異色の存在だ。官邸記者クラブというものがあり、そこでは官邸からの情報(いわば餌)を得ようと並んでしっぽを振るポチ記者がほとんどである。しっぽの振り方が群を抜いてよいと官邸、さらには首相のお気に入りとなってお取立てになることさえある。さしずめ、産経新聞の阿比留瑠比などはその類か。

記者クラブに属さない新聞記者で官房長官会見に通い、はぐらかす菅官房長官に食い下がり、結果として質問制限を受けたり「あなたにこたえる必要はない」とまで言われたりする新聞記者がいる。それが望月記者だ。新聞記者としてはこれが本来の姿なのだが。

菅官房長官は質問に対し「まったく当たらない」と答えることが多い。この理由も事情も説明しない単なる否定の言葉に居並ぶ新聞記者たちは食いつかないのだ。「それについてはコメントを控えます」に対しても同様である。本来コメントを控えるとする理由を聞かなければならないのであるが。

新聞記者が相手の言うことをただ垂れ流すようになっては存在意義がない。官邸の宣伝の片棒を担いでいるにすぎないからである。

望月記者が書いている記事を読んでいるわけではないが、あれだけ、権力に邪魔され、いじめられてもなお食い下がる信念と態度は立派だと感じる。

私の会社でも、異なる意見を言うと「協調性がない」と言われた。イエスマンになれば楽に生きていけるよとの悪魔のささやきはどの世界にも充満しているようだ。

望月頑張れ!

 


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