あれれ、日本語がおかしくないか、産経抄

7月25日の産経新聞の産経抄の冒頭の文章を読んで、「あれれ?!」と感じた。日本語がおかしいのである。冒頭という一番気を付けなければならない文章に間違いがあるとは。書き手は全く間違いだと思わずに書いたのだろうし、産経新聞の校閲はそれに気が付き指摘するだけの能力がなかったのだろう。その冒頭の一文は、

「駅の待合室には紙屑だらけ」

である。これを読んでも一体どこが間違いなのか、という人がいることだろう。何時かテレビで見聞きした明治大学の斎藤という先生もいい加減な日本語論を展開していたから、日本人の日本語能力は年々日々低下してきているのだろう。

この文章を正しくすれば、

「駅の待合室は紙屑だらけ」

なのである。こんな間違い昭和の時代なら小学生でもしなかっただろう。

「見上げてごらんよ屋根やのふんどし」と言った歯切れのよく、かつ上品ではない言葉で見るものを笑わせた映画「ふうてんの寅さんシリーズ」でも「……お尻の周りはクソだらけ」との名セリフがある。「……お尻の周りにはクソだらけ」ではないことに気づくべきだね、産経抄の筆者は。大衆映画のフウテンのセリフに劣るとは…

日本語がおかしいのは産経新聞だけではない。同じ日の産経新聞に巨大な、一面大の広告がある。味の素(株)のグリナの宣伝文である。大きな文字で、

「ぐっすり眠れない方へ」

とある。「眠れない」は否定形だから「ぐっすり」を使いたいのなら「ぐっすりとは」という風にしなければならない。「十分には」としてもよいだろう。否定形を呼ぶ語、「ちっとも」「わずかしか」「浅くしか」などを使ってもよいだろう。

そんな細かいことというなかれ。そんな細かいことに神経が及ばぬような味の素(株)のような会社が製造する薬は高精度の品質管理のもとで作られているとは思わぬほうが良いからである。品質管理という意味では、薬の製造工程であっても、広告文であっても共通するものがあるのである。しかしこれだけ大きな広告なのだからそして自社の広告であれば、社長を含めた経営者も見ているはずだろうに。経営トップまで注意力散漫な会社なのかしらん。まさか外国人?外国人材の導入などという愚策の結果の一つとして日本語の崩壊が挙げられるだろう。くわばらくわばら

駄目な会社には共通した特徴があるものだ。

 


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