園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(201)プンバント

インドネシアでプロジェクトを行う場合に様々な面で現地人の雇用を求められる。アパートを始めとして住居ではプンバントと呼ばれる女中を雇うことになる。女中には2種類がある。洗濯と掃除などを担当するチュチと料理を担当するコキである。一般の住宅ではこの二人を雇用するのが普通だが、アパートの場合は兼用の一人を雇用するのが一般的だ。

私は先に書いたように、プルマッタヒジョー・アパートメントで暮らすことになったので本来は一人を雇うことになる。しかし、かつてオマーンでのプロジェクトで一緒だった資材部の本山がジャカルタに駐在していて、間もなく日本に戻ることになっていた。奥さんと二人で滞在していたので一般住宅を借り上げていたので女中はコキとチュチの二人を使っていた。コキの名前はププ、チュチがイーサと言った。

その本山からの依頼は使っている二人をそのまま雇ってもらえないかとのことだった。問題が一つあった。アパートは女中が一人を前提に造られているので女中の居住スペースが二人にとっては狭いのである。

候補者二人を実際にアパートに連れて行き、居住スペースなどを見せた。二人は一緒に雇ってもらえるのなら狭くても構わないと言った。そこでこの二人をプンバントとして雇ったのである。

話は代わるが今日は南相馬で行われる「相馬の野馬追」の日だ。昨年生まれて初めてそれを見た。今年2月初めに急逝した友人、阿部清典氏に入場券を戴いて出かけた。とにかく猛暑の一日だった。10キロ超を歩いた。騎馬武者の行列、甲冑競馬、神旗争奪戦など一見どころか多見の価値がある。その原町から今年、妻を得た。縁を感じる。そして阿部さんを思い出す。

 


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