安倍首相による日中首脳会談、「見せかけの友好は疑問だ」はその通り

「日中首脳会談 見せかけの友好は疑問だ」

私が言った言葉ではない。安倍政権に協力し、代弁し、擁護し続ける産経新聞の「主張(社説、629)」の題である。全文は、

https://www.sankei.com/column/news/190629/clm1906290003-n1.html

で読めるが要点を紹介してみよう。

「日中間に横たわる懸案を棚上げして、首脳が笑顔で握手する。見せかけの友好を演じてまで「次の高み」に上ろうとしていいのか。はなはだ疑問である。」

これを安倍外交と言う、などと澄ましてはいられない。握手だけならまだ外交辞令とも言えようが、何と来年には国賓として日本に招待するというのである。台湾の武力統合を口にし、わが国の尖閣領海侵犯を恒常的に行っている国の代表を国賓として招くのなら、まるで「あの島を 盗ってくれろと 安陪が言い」のように解釈されるのではないか?

「日本人の釈放の実現や、中国公船の侵入がやむことなしに、実質を伴う関係改善はあり得ない。」

(中国側の)馬耳東風を許していては日中関係の実態はなんら改善しない。どうして「次の高み」に進めると思うのか。」

安倍晋三首相の判断が誤りだと指摘しているのだ。

「安倍首相はトランプ米大統領との会談冒頭、「強固な日米同盟」を強調した。習主席と会えば、日中が「完全に正常な軌道」にあるとし、経済関係の深化をうたう。ところが米中は経済、安全保障など広範な分野で「新冷戦」とも言うべき深刻な対立局面にある。日本は、どちらにもいい顔をするような対米、対中姿勢を続けられない。」

安倍首相の北方領土に関する対ロ交渉でも、不法占拠しているロシアの言い分通りでよいとの態度に、我が国の基本的態度を変更した。4島返還から小島二つ返還に方針を替えたのである。弱腰どころか腰がないのである。相手の主張に合わせてただ笑顔を振りまくことなど「外交」とは呼ばない。

こんなことをすれば、それらの国すべてから馬鹿にされ、相手にされなくなるだろう。日本と言う国と日本国民に損害を与えるのである。自民党にはこんな愚かしい行動を止める力もないようだ。それならば本気で政権交代を考えなければならなくなるだろう。まがい物の保守である自民党ではない、真の保守政党の出現が望まれる。

 


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