産経抄にもお粗末なものが

毎日読む産経抄だが、内容は玉石混交である。担当記者の知識、教養と論理力、文章力が小コラムなるがゆえにストレートに反映されるのだ。2019年6月22日のものは石も石、道路の砂利にも使えそうもない代物に見える。全文をご覧になりたい方もいるだろうから記事のURLを示しておこう。

https://special.sankei.com/f/sankeisyo/article/20190622/0001.html

さて冒頭を引用しよう。

「共産党のご都合主義は過去に何度か紹介したが、分かっていても驚く。20日の参院環境委員会で、党所属議員が訴えていた。「公務員獣医師が足りないという現実もある」。公務員獣医師不足解消を目指した加計学園の獣医学部新設に、あれほど強く異を唱えたのはどの党だったか」

共産党が指摘したのは「公務員獣医師が足りない」ということであろう。「加計学園の獣医学部新設」は本当に「公務員獣医師不足解消」を目的にしたのか?獣医師が不足しているのではなく、「公務員獣医師」が不足しているのである。それは希望者がいないからだ。加計学園が新設した獣医学部の卒業生が国家試験に合格したら公務員獣医師になるという条件でも付いているのか。そんなことはあるまい。愛媛県に、四国に公務員獣医師が不足していても、加計学園卒業生が四国に、愛媛県に獣医師として就職する条件などあるのか?それもあるまい。

こういう愚論をあたかも揚げ足取りのごとく書くとは何とも程度の悪い新聞記者である。論理的な批判文が書けないのだろう。私は共産党を擁護しているのではない。共産党が言っていることが間違いだとするならばしっかりした論理でもって正論を展開すればよいのである。嫌いだからと言ってそいつの家の塀に立小便をかけるような真似はするべきではないだろう。

 


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