親の懲戒権(体罰)を禁止などできない、国家の自衛権と同様に基本権である

改正児童虐待防止法が6月19日に衆院本会議で可決成立したとのこと、児童への虐待などしてはならぬことであるのは自明だから何をいまさらと感じた。しかし児童虐待防止の観点とは全く異質のことがこの改正児童虐待防止法にはある。それが「親権者に対して、躾としての体罰(親の懲戒権)までも禁じたことである。

犬、猫にも劣ると言ったらよいか、親の子供に対する懲戒的体罰と虐待行為とは全く別のものだろう。体罰を暴力行為というのも当たらないが、同じ行為でも価値の分かれるもの、正邪が分かれるものはたくさんある。だからと言って行為そのものを禁止するのは適切でない。

男女間にセックスという行為がある。双方が望めば違法でないばかりか愛の究極として賛美さえされるものだ。ところが同意なくセックスに及べば、男女どちらからの場合でもそれは強制性交罪という罪になる。つまりセックスという行為ではなくそれが愛に基づくものか、悪意に基づくものかによって善悪・正邪が分かれるのである。体罰も然り。

これが国会議員どもには理解できないらしい。

子供に対する体罰が、子供の正常な成長を願う気持ちからのものであればむしろこれを勧めるべきである。子供に対する悪意に基づく体罰ならばこれを否定し、罰を設けるべきである。

そもそも子供の教育とは一人前に独立し、社会の規範を守って暮らしていける能力を身に着けさせることであろう。そのために動物でも体罰(噛むなど)をもって子供に間違いを認識させるのである。

子供に対してしつけ、教育のための体罰はなくてはならぬもので、法律で禁じることにはなじまぬものである。まるでレイプ事件が多発するからセックスを法律で禁じるに似た愚挙といえよう。

この法案に賛成した議員の名前が知りたい。

 


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