大阪都構想、民意ならすでに出ていたのだが何故それを尊重せぬ

妹が姉の肩を軽くたたく。叩かれた姉は「何をするの?」と言いながらたたき返す。すると妹は謝るどころか今度は2回姉をたたく、姉がたたき返す。延々とこれが続く。子供の”ケンカ”の様子だが良識あるものが根負けして終わることになる。相手が根負けして、こちらの言い分が通るまで同じことを繰り返す、このしつこい手法は美しくないばかりか正しくもない。

維新の会なる毛色の変わった“政党”がある。「党用語」が大阪弁か、と感じさせるほど大阪臭の強いものだ。これまた大阪人の特徴である“しつこさ”を持つ。そればかりか『もうかりゃええねん』精神に通じるような行動も散見される。先の子供の喧嘩のような光景に見えるのが大阪都構想だ。実現しても「都」にはなれないのが分かっているのだが、それでも「都構想」という名を使う“いかがわしさ”は維新の体質を示しているようで興味深い。そしてかつて住民投票を実施し、維新の会が掲げた「大阪都構想」は否定された。この住民投票は「大阪都構想」だけに関するものなのだからその民意を尊重すれば「大阪都構想」など取り下げ、維新の会は、それを一丁目一番地だと主張したのだから解散してもよいと思われる。しかしそうはしない。名目などは実はどうでもよく、おそらくは首長業、議員業を続けたいからであろう。

そして知事選、市長選に勝つと、「民意はもう一度大阪都構想実現に向けて取り組めというものだった」とワンイシューの選挙ではない選挙結果を強引に大阪都構想再挑戦に結び付けて解釈する。この“しつこさ”は大阪人以外には異形に映るだろう。

「民意をもって都構想を実現したい。1丁目1番地の政策を諦めるのは府民、市民を裏切ることになる」

と松井大阪府知事(日本維新の会代表)が3月8日の記者会見で述べたとのことだ(産経新聞)。都構想を否定したのが民意であるのに、民意をもって都構想を実現したいというこの態度は、彼ら以外には理解できないものであろう。何が韓国の反日と似たような匂いがしないだろうか。改憲のためにこの維新の連中にすり寄る安倍首相にも同じ種類のにおいがするように感じる。

「改憲できさえすりゃエエねん」

 


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