Safety is our first priority

オーストラリアのQantas航空の飛行機に搭乗すると、各所にある画面に映し出されている文章が「SAFETY IS OUR FIRST PRIORITY」であることに気付く。確かにQANTASはいまだに一度も墜落事故を起こしたことのない珍しい航空会社なのだそうだ。随分前から、パイロットは長時間飛行の飛行便の場合は交代で仮眠をとったりしている。客席の脇に、閉鎖型の休息スペースが設けられいるのを目にした人も多いことだろう。

さて日本航空の42歳の副操縦士が飲酒状態というより酩酊状態で搭乗しようとしてロンドンのヒースロー空港で逮捕された。その後の裁判で9カ月の禁固刑を言い渡されたと聞いた。その判決を受けて日本航空は談話を発表し、当該副操縦士の解雇を公表した。

現代の飛行機はフェイルセーフが設計の基本に取り入れられている。飲酒による酔っ払いパイロットの操縦を防止するには、日本航空のように、誤魔化しうる方法で検査し、異常時だけ感知するシステムでは設計思想がフェイルセーフではないのである。機体をいくら安全に設計してもパイロットが酔っ払いでは日本航空は安全第一の精神を持ち合わせない会社だと言えよう。

パイロットの飲酒検査をするならば、常に異常と言う表示が出ているように設定し、正しく呼気を計測し、アルコール濃度が基準値以下であることが確認できた場合のみ、正常の表示が出るように検査自体を設計すべきなのだ。自分では立っていられないほどの酔っ払いがすり抜けられる検査をしていた日本航空など、営業停止にすべきなのである。そして当該副操縦士を解雇処分にするなら、検査担当官も解雇すべきではないのか。さらに安全担当部署を所管している役員にも責任を取らせるべきだ。

保身ファーストの日本航空では利用する気はしない。

時に、私は2011年、すなわち東日本大震災の年の今日、仙台に移転してきた。本日仙台在住8年目に入るのである。

 


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  • 2018/12/14 10:00 PM
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