あの産経新聞に登場し始めた安倍批判、その背景は?(5)

さて今日は産経新聞(11月13日)の「緯度経度」欄に載った古森義久の「アベ対中外交への批判」というそのものずばりの記事を紹介する。冒頭は、

「日本の安倍晋三首相は米国が中国の無法な膨張を抑えようと対決の姿勢を強めたときに中国の友好を求め、日米同盟やトランプ大統領を害することになる」

との、クリスチャン・フィトンによる、政治外交雑誌「ナショナル・インタレスト」(2018年10月末)の「日本の中国接近はなぜ失敗なのか」という論文の引用である。その論文の副題は「米国が中国の貿易問題や南シナ海での威嚇をついに抑え始めたときに、日本政府はなぜ中国への融和的な接近をするのか」というものだという。つまり、安倍政権の最近の中国への姿勢を辛辣に批判していたというのだ。古森は書く、

「確かに米中と日中の両関係の現況を表面で見る限り、中国に対して米国が「協調から競合や対決へ」と明確にうたう一方、日本は「競争から協調へ」とまさに正反対である。」

と。そして末尾のほんの僅かなスペースを使って、

「米海軍大学元教授のトシ・ヨシハラ氏は『日米両政府間では日本の対中接近についても事前にかなりの協議があり、フィトン氏の指摘はやや過剰かも知れない』と述べた」

と書き、安倍批判色を若干薄めようとしたかに見えるが、安倍批判90%の記事であれば本音が何処にあるかは自明であろう。

最後の付け足し部分は、大阪人が良く口にする、「あいつはアホや、よう知らんけどな」の「よう知らんけどな」程度の意味しかないだろう。

 


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