あの産経新聞に登場し始めた安倍批判、その背景は?(2)

2番目の例は、11月1日の『湯浅博の 世界読解』に載せられた「北京五輪後10年という不吉」という記事だ。湯浅は、

「実は08年に開催された北京五輪の際に『全体主義国家は、五輪後10年ほどで崩壊するという原則がある』という研究者間のささやきがあった」

と紹介し、

1936年のベルリン五輪⇒1945年ナチスドイツ崩壊

1980年のモスクワ五輪⇒1991年ソ連崩壊

の例を挙げて、

2008年の北京五輪⇒2019年 中国崩壊??

はあるのかと可能性に触れているのだ。

確かに2018年は米中貿易摩擦が顕在化し中国は追い込まれ、日本に好意的な振りをして見せている。その状況の中で行われた、先の日中首脳会談での安倍首相の振る舞いについて湯浅は、

「お付き合いついでに『競争から協調へ』などと、孤立する中国に救いの手を差し伸べるようなきれいごとは余計な事であった」

と冷静に批判している。極端に言えば「外交の安倍」など演出で「外交下手の安倍」だと言っているのである。

そして最後の言葉、

「米中新冷戦下の対中接近は危うい」

は柔らかい表現ながら、

「バカなことをするんじゃない」

と安倍首相を叱責しているのである。

安倍官邸の言論統制力に陰りが見えるではないか。

 


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