大学入試不正は昔からの事、驚くに値しない

東京医科大での女子受験生差別や浪人生差別が表ざたになったことで多くの大学の医学部が注目され、かなりの数の大学が同様の不正を働いていたとのことだ。ただ不思議なのは、文科省がその不正大学の名前を公表しないことである。分からぬわけではない、大学は文科省の役人の天下り先であろう。先輩役人が既にそこで”優雅”な人生を送っていたりするのであれば、つい温情を掛けるのは、安倍官邸を始めとした官の特徴であろう。まして、何人もの落選議員が、落選期間中に行使などの形でお世話になっている(例えば加計学園)なのだから政治家との癒着関係にあると言っても良いのだ。

医学部の入試が取り上げられているが、そのような入試における不公平な扱い、不正などは何処の学部にもあるのではないか。注意すべきは圧倒的に私立大学の方に不正が偏って存在することだろう。

この不正問題は今に始まったことではない。私が大学を受験したのは1967年のことである。その当時でも、某私立大学では入試の後大学から電話がかかり、

「○○点不足しているのですが、いかほど寄付していただけますか」

と言ってきたのだそうだ。そこで寄付の目安を聞くと「1点いくら」と答えると聞いた。

そんなことみんなが知っていたことだった。

大学が寄付として”調整”という名の不正を働くだけでなく、それを個人で請け負うことも良く耳にした。推薦入試のAO入試のという一般入試以外のルートの容認が不正を生む原因の一つだろう。「特別なことは利権となる」は“公理”のようなものなのだ。特区制度を見れば明らかだろう。

「一芸に秀でているから」などというものは原則的に大学ではなく、専門学校を対象とすべきではないのか。

日展の入選も手心の結果、文学賞にも特定出版社の影がある。実力で勝負するならやはり、国立大学を指向すべきだと思う。周りを見て、なぜこんなレベルの低いのが入学できたんだろうと疑問に感じたことは誰にもあると思う。会社でも同じだが。日本が発展できない原因がそんなところにもあるのではないか。

 


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