ボランティアではなく人手が不足なのだ

西日本の豪雨災害後の様子を見るに、片づけに関する人手不足が顕著である。そしてメディアは連休には多くのボランティアが来たが今は何分の一に減ったと報じる。テレビ局によってはもっと多くのボランティアが必要だとさえいう。大きな間違いを犯していると思う。不足しているのはボランティアではなくて人手なのだ。それも体力も、災害復旧の知識もある人手が不足しているのだ。本来その人手は行政が準備するものであるが、行政がボランティアと言う、衣食住全て自分持ちで労働奉仕に来る善意の人々に寄りかかってしまっている。極言すれば行政がなすべき仕事を部分的に放棄してしまっているのである。

その意味では東京五輪も同じだ。こちらは何と述べ11万人ものボランティアを必要とするという。馬鹿なことを…

延べ11万人の人手がいるならそれを計画的に用意するのが組織委員会という組織の役目ではないか。何千万円という報酬を受け取る役員が組織委員会にいるというのも不届きな話だ。奉仕の精神でするものではないのか。

必須の人手をボランティアという、善意で、自発的に参加するものに依存することそのものが計画性のなさを示している。学生に期待する?これも馬鹿なことだ。多様な経験が役に立つという前に、学業にしっかり取り組ませなければならない。多様性など、本業がしっかりできているのが前提の話だろうに。

希望者がいないと、ただ働きの労働者確保のために大学のスケジュールを変えよと通達をする馬鹿者さえ出ているのだ。

大学生が勉学せずに遊びに来る観光客の案内をするのか?省庁の役人にさせればよいではないか。それができないなら、オリンピックなど止めればいい。たかが“金喰い運動会”ではないか。

土建屋、広告代理店などが税金で大儲けをするのに、その税金を負担した国民が、さらに手弁当で労働奉仕をするのか?ボランティアを取り仕切る会社を作って、電通の如く、組織委員会から費用を支払わせれば、善意の奉仕者の宿泊代や交通費に日当も支払えるだろう。土建屋、広告代理店などが利益なしで請け負っているわけではあるまい。不公平と言うよりも、ある意味極端なアンフェアなことが起きている。

 


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