村井宮城県知事は何故県民サイドでなく業者サイドに立つのか?当然の不信感

宮城県気仙沼市魚町の防潮堤工事で計画より22センチも高く工事が行われた件につき村井宮城県知事に対する県民の不信感が高まっている。

先ずはネットニュースを読んで欲しい。

(記事引用始め)

宮城県気仙沼市魚町地区に建設中の防潮堤の一部が県のミスで計画より22センチ高く造られた問題で、地元住民らでつくる「内湾地区復興まちづくり協議会」は7日、同市役所で記者会見し、県が示した陸側かさ上げ案を受け入れない方針を明らかにした。問題発覚後の県の対応や進め方に地権者の不信感が根強いことなどから、県の提案には合意できないと判断した。協議会は改めて計画通りの高さにする「造り直し」を求める

(一部略)

県に不信感を募らせた理由として、5月に開いた協議会の会議で、住民側が造り直しを求める意見に集約したにもかかわらず、出席した村井嘉浩知事が即座に否定し、誤った高さのまま完成させる方針を示したことや、県がミスの責任の所在を明らかにしないことなどを挙げた。

(記事引用おわり)

建設業者はコストを圧縮して利益を最大化するために努力するものである。100mに対する22センチは0.22%の違いだが、ほんの4−5メートルの高さの防潮堤であれば22センチは5.5%(4メートルの場合)という大きな比率の間違いと言える。

プロがそのようなミスをするわけがない。第一、契約当事者である宮城県の監督官が工事をチェックしている筈である。こういう”間違い”が起きた場合にはすぐさま修正が図られるのが常識だ。宮城県と業者間の契約書を厳密にチェックすべきだろう。県議会は何をしているのか。

資材部長を3年間勤めた経験からは、このように工事仕様から大きく逸脱した工事が行われた場合は、即座に工事業者が修整するものである。工事仕様から大きく外れたものなど検収されないのが常識だ。

しかし、村井宮城県知事は防潮堤が仕様通りではなく高くなっているから、仕様通りに直して欲しいという地元県民の要望を即座に拒否したのだそうだ。何故か、理解できない。業者との特別な”話し合い”でも既にしていたかのような様子ではないか。そして村井知事は、こんな間違いの原因についても責任についても全く語らないのだという。怪しい!

さらに村井知事は、工事の修正ではなく、防潮堤の陸側の土地のかさ上げ工事を提案したとのことだ。防潮堤工事の”ミス”を理由に新たな土木工事を提案しているのである。それは防潮堤工事の業者が費用を負担するのか?まさか県民の税金で防潮堤工事業者の尻拭いをするのではないだろうな。

かつて防潮堤工事を無人の島にまで行おうと計画したと聞いたことのある村井知事である。県民サイドでものを考えない態度(特徴)は変わらないようだ。

かつて県知事と言えばダム建設と言った大型土木工事を好むものだった。ダム建設は、減反政策もあって水需要が減り、計画されなくなった。大型土木工事が東日本大震災を機に出てきたが、防潮堤はその象徴的なものだろう。

何はともあれ、仕様から大きく外れた工事に対しては支払いをせずに、仕様通りに修正させるのが当然である。そして工事遅延などに対して賠償させる必要もある。大きなミスを犯した業者は指名停止にするのが普通である。余りに業者側に偏る場合にはそこに何かがあると見なければならない。とにかく、記事通りだとすれば、この態度は怪しい!!

 


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