離島奪還部隊の配置より防衛部隊の配置では?

8月6日の産経新聞一面の見出し「水陸機動団 尖閣周辺に」が目に留まった。その脇には小見出しがある。「離島奪還部隊 陸自、年度内にも展開」

「防衛部隊 尖閣に配備」というなら理解できるのだが、何だ、この腰の引けた対応は。本気で領土領海を守る気概が感じられない。先にこのブログで指摘したように、尖閣を中国領だと主張するだけでなく、その奪取、占拠に向け具体的行動をとる中国に対して、奪取されたら取り返しますなどという腑抜けのような方針を誰が作った。

ロシアが北海道を奪取、占拠する動きを見せたら、津軽半島に北海道奪還部隊を配置すれば守れるというのかね。本当に奪還となればそこでは占拠する異国軍との戦闘が行われるのである。尖閣を中国が占拠した時、彼らが尖閣の軍事基地化を進めないとでも思うのだろうか。南シナ海の島や暗礁の埋め立てをして軍事基地化をした中国に誰か阻止行動をとったか。既に滑走路もレーダーもミサイルも設置されている。

一旦中国の手に渡ったら、奪還には多くの死傷者が出るのは必至である。占拠の前に防衛施設を作り、寄せ付けない態勢を整え、いざ攻撃があれば、即反撃、殲滅できる能力と、決断を下せる指揮官が必要なのである。

竹島の領海に韓国の調査船が入ったからと菅長官が抗議したそうな。何を馬鹿な。竹島には韓国軍の施設が存在するのではなかったか。北方領土にロシア戦闘機が配備されても、これまた遠吠えである。

時に、中国に尖閣が占拠され、もしも離島奪還部隊により取り返せたとしよう。その場合にはその部隊は周辺基地に撤収して、尖閣はまたもぬけの殻にするのだろうか。「さあ、もう一度占拠してください」と言っているみたいに。防衛省に本当の軍人はいるのだろうか。いや、安倍政権の問題か。

一旦奪取すれば日本は2,3回抗議するだけで、軍事行動など取れないと世界中に思われている。不満を漏らすだけで国が守れるわけがなかろう。愚かな対応と感じざるを得ない。

 


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