園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(132)ホテル代の踏み倒し

本格生産は生産施設の完成を待たねばならないのだが、その途上でEDFによる生産を開始した。いよいよオマーンから石油資源開発が発見、開発、生産した原油が、実質はオマーンブレンドというものではあるが日本に向けシッピングされることになる。その輸送タンカーの配船や、積出港でのローディング関係などの打ち合わせのために石油資源開発営業部のYがマスカットに出張した。

Yが帰国してからだが、マスカット事務所から“困った”と言う連絡が入った。何と「出張者がマスカットで滞在したホテル代の支払いをせずに帰国した」というのである。ホテル側は「マスカット事務所が支払うから」と言われたので事務所に請求したとのことだった。出張者本人に支給されている海外出張旅費には当然宿泊費が含まれているのだから普通の社員にとっては信じられない話だった。勿論本社の総務部が本人からとりたてたはずである。強く記憶に残る出来事だった。

しかし、その事件から分かったことは、営業部という所はそのようなことを普段からしているようだということだった。そこで思い出すのは、営業部員による会社経費の着服事件だ。それもわずかな金額ではなく、見かねた営業部の部下が揉み消されないようにと、次長も部長も飛び越して役員に直訴した。その様子に営業部の実態が表れているようだ。表沙汰となり懲罰委員会に掛けられ、地方の他部門への転勤処置がとられた。しかし、近年その男が随分昇進しているとのうわさを聞いた。ヘドロ掃除がいまだにできていないのかと感じた。経営陣を清廉潔白なもので構成しない限り、ヘドロも異臭も除去できるわけがない。

(仙台の広瀬川の桜も開花した)

 


コメント
Y川、Sがですね。どうしようもない連中です。
  • 名無し
  • 2018/04/11 8:35 PM
ずっと前に青酸部長から乗務になった、上司への胡麻摺りで有名だったSと言う男も、
ホテル代未払いどころか、家族で行った海外旅行のホテル代を業者に肩代わりさせていました。

噂ではなく、私が直接知ってる話です。
  • No use
  • 2018/07/25 1:23 PM
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