河野太郎防衛大臣への安倍晋三首相の指示は北朝鮮関係だけ?

驚くではないか。msnニュース(2019/09/11 17:21)が報じた河野太郎新防衛大臣への安倍晋三首相の指示は俄かには信じがたい。河野太郎曰く、

「首相からは「安全保障政策の戦略的実施、安保体制を実効的に整備、日米安保の抑止力をガイドラインに従ってしっかりと整備し、北朝鮮の脅威をしっかりと抑止」との指示があった」

北朝鮮の脅威は確かにあるだろうし、韓国も何時統一朝鮮となって我が国の敵性国家の一部になるかわからないのだから潜在的脅威である。しかしもっと生々しい脅威があるではないか。それは中国である。安倍官邸の指示でもあるのか、メディアは尖閣周辺の日本領海内に我が物顔に侵入している中国の艦艇についてあまり報じない。しかしその領海侵犯は意図的であり、既成事実化により尖閣の武力による奪取を目指しているのが明白である。日本の首相として、北朝鮮より、実際に領海侵犯している国に対する防衛を優先すべきなのは明らかであろう。

しかし、その状態の中で「中国との関係が完全に正常軌道に戻った」と明言する安倍首相がいるのだ。

そして「中国の脅威について語るな」と指示を受けたのかもしれないが、それに触れなかったとすれば河野太郎新防衛大臣もその任にあらずといえまいか。福島原発の「アンダーコントロール」発言と同様に、嘘が多すぎるように感じる。

 


今の性能では日本に届かない北朝鮮短距離弾道ミサイル、本当か?

5月以降18発」といった表現で報道されている北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射だが、数の多さだけでなく新型登場で、ミサイル開発が加速しているのが分かる。そして910日にもまたミサイル発射が報じられた。いくつかの種類があるが不規則な弾道を描くロシアのイスカンデルに類似する弾道ミサイルの射程は600キロなのだとか。

この産経新聞(98日)の記事に解説がついている。金沢工業大学院虎ノ門大学院教授の伊藤俊幸だ。私が聞いたこともない大学院だ。それはともかく、

「今の性能では日本への直接的な脅威とはいえない。飛行距離の短さから考え、韓国に使用するものであるし…」

と書いている。認識の甘さが気になる。本当に専門家だろうか。

ミサイルの到達距離が600キロでも、発射地点が変化すれば当然到達地点も変化する。誰でも理解できる理屈だろう。韓国は日本との軍事情報共有に関する協定を破棄し、大統領の悲願は南北朝鮮の統一だという。統一朝鮮が生じたとき、それは近未来かもしれないが、ミサイル発射基地が例えばプサンに移動したら、日本の近畿地方まではこの短距離弾道ミサイルの射程圏内となるのである。

「北朝鮮が日本と戦争を始めて撃ち込んでくる事態はほぼ考えられない」

とこの御仁、伊藤俊幸はいう。そして北朝鮮の射程のより大きいミサイルが太平上に向けて発射されたものが誤って日本に落下する可能性に言及する。

安全保障というものは「万が一」に備えるものである。北朝鮮が日本を攻撃してくる可能性が「ほぼない」から安心だといった考え方は素人以前のものではないか。おそらくは「国民に心配ない」と言ってほしいと為政者から頼まれたのであろう。

韓国はどさくさに竹島を武力で奪取し占拠している国である。それよりも敵対関係にある北朝鮮が攻撃してこないだろうとなど言うのは、ある種の「亡国の妄言」の類ではないか。現実に統一朝鮮を志向している韓国が存在しているのに、この平和ボケ、産経新聞とも思えぬ人選である。

 


「原発処理水を大阪湾に流す」?、何時から松井大阪市長は大阪湾の主になったのか

日本維新の会の代表である松井一郎大阪市長がまた奇妙なことを言った。科学的に安全が証明されれば、との条件付きではあるが、福島原発で増え続ける放射能汚染水の処理水を「大阪湾での放出を受け入れる」と大阪市役所で記者団に言ったというのである。(msnニュース 2019/09/17 12:05

何とも愚かなことを言うものである。大阪湾は大阪市の中の湖ではない。瀬戸内海の一部だ。関係している自治体は数多い。大阪市などそのほんの一部に過ぎないではないか。

例えば原子力潜水艦を原子炉付きのまま日本海に廃棄すると言ったら周辺国が納得すると思うのか。この松井大阪市長の考えは異常である。尤もそんな放出受け入れないど周辺自治体や住民の反対でできるわけなどない。

しかし、こういった他社の反対で絶対にできないことを「やる」というのは松井率いる日本維新の会の常套手段なのである。衆議院選挙の時には、国会議員定数を半減させる、などとぶち上げる。そんなことは他のすべての政党の反対でつぶされることは百も承知なのだろう。やろうとしたけどみんなが反対するのでできなかったと言い訳するところまで考えているのである。

しかし「やれるもんならやってみなはれ!」

明石のタコも、明石の桜鯛も売れなくなるだろうね。

大阪人の特徴の一つを書いておこう。知りもしないことについて勝手なことを断定的に言う傾向があるのだ。しかし大阪人はその断定の後に言い訳を用意しているのが普通だ。こんな具合である。

「あいつら、金のために誤魔化したんやろ(と言い切る)、よう知らんけどな」

この場合に当てはめれば言外に、

「(関係する周辺の)みんなが賛成してくれたらな」

との言葉があると思った方が良い。それだけ、言葉が軽いのである。

武士に二言はない型の関東・東北人には注意が必要だと思う。

本当に無害で海洋放出が問題ないのであれば、風評被害だけしか懸念はない。それならば漁業者に一番影響のない海に放出したほうが良いだろう。本土からできるだけ遠い離島、それも無人島辺りで。竹島は無理か?

科学的な安全性だけで判断するなんぞ政治家のすることではない。風評被害も含め、人間の心理までも含めて判断するのが政治家であろう。まがい物と感じる。

 


高市早苗がまたもや総務大臣、今度はユアナンバーかな?

およそ松下政経塾なるものを経験したものに成熟した、敬服すべき政治家など見当たらないようのだが、この高市早苗もその松下政経塾出身である。なんでもホステスの経験もあるという人だから異色の人と呼ぶべきかもしれない。確かに政界で泳ぐのは上手なようだ。

以前の安倍内閣で長期にわたり総務大臣をした。そして(くそ)役にも立たぬマイナンバーとやらを導入したのもこの方である。時は経過したが、マイナンバーが実生活に役立ったことなど一度もない。戸籍謄本を取り寄せるのにも役立たず、パスポートの申請・取得にも何の効用もないのである。マイナンバーというけれど、国民個々人のナンバーではなくて、高市早苗総務大臣(当時)にとってのマイナンバーだったようだ。

それでも、そのシステム構築や、ハードウェアを納入・保守にかかわった業者、たぶんNTTコミュニケーションズ、NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所は随分儲かったはずだ。何しろサーバーが欠陥品というか、作動不良で実用に供さなかったのだが、高市総務大臣はその時に、業者に取り換えさせるのではなく、何と追加発注してサーバーを増やしたと聞いた。よほど業者に税金を支払いたかったように見えてしまう。因みにキックバックや、お礼の政治資金迂回献金などは支払った金額に比例して大きくなるようだからそんな事情もあったのかもしれない。

そろそろマイナンバー特需の効果もなくなった業者共が2匹目のドジョウを狙ってうごめいていても不思議ではない。

『今度はユアナンバーでいかがでしょう』と。

セキュリティが確保できないマイナンバーなど早く廃止したほうが良いのかもしれない。住基ネットカードも無用のものだった。過ちを繰り返す可能性が高い。メディアはしっかり監視すべきだ。

 


どうせならあの方にお勧めしては

私の祖母は文楽の吉田文五郎の贔屓だった。その気質を受け継いだ祖母の二男(私の伯父)が文楽、歌舞伎、日舞などが好きで、自宅で仲間を集めては踊りの稽古などまでしていた。大学院のころだったか、その叔父に頼まれ、吉田文五郎の弟子の吉田玉五郎に届け物をもって大阪の朝日座の楽屋にお邪魔したことがある。玉五郎のご配慮で、舞台も見た。確か題目は「義経千本桜」すし屋の段だったのではなかったかと思う。太棹の義太夫節に圧倒された。およそ、長唄、常磐津、清本とは根本から違う芸である。見るほどに人形遣いの姿が消え、人形が生きている人間のように見えてくるから不思議である。無表情の能面に無限の表情を描き出す能楽と通ずるものを感じた。

さてその文楽の太棹について産経新聞の「大阪特派員」(山上直子)が『文楽芸談 三味線 竹澤團七 橋寿のつぶやき』(聞書・荒木雪破)の紹介をしている。いわば読書感想文である。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/【大阪特派員】山上直子-文楽三味線、芸談から入門/ar-AAGocCv#page=2

文楽に興味を持ち、これが素晴らしいものと感じるならば、単なる読書感想文ではなく、文楽に興味を持たせるだけの書物であるならあの方、文楽には補助金を出さないなどと言った橋下徹にお勧めすればよかったのではないか?

私は芸術の中では、お笑いのような低級なものは論外だが、バレーもオペラも好まない。しかしだからと言ってそれらの文化事業に補助金を出すななどとは言わない。自分が理解できないことは数あるが、だからと言ってそれらが間違いだということではないのである。個人的に好まないのはそれでも問題はないが、為政者として個人の理解できる出来ないで判断してはいけないことも多々あるのである。

「僕は文楽の意義が理解できない」と補助金支給をやめると言った橋下徹にぜひ読ませてやってほしいと思った。山上直子よ、新聞記者であれば単なる読書感想文を書いても存在意義はあるまい。それを枕にしてしっかり芸術に対する施策、政策について論ぜよ。論説なくして何の論説委員ぞ!

しかし、もしも芸事に特化して書こうとするにしても、まだかなりの修業がいるだろう。手本はある、それも産経新聞に。山上直子の大阪特派員に対峙する東京特派員、湯浅博である。例えば910日の「浮名ばかりは盗めない」を読んでごらんなあ。この差は大きいぞ、湯浅博の背中も見えめえに。10年修行してもこの域に達することが出来ようか。文章の奥は深い。まずは自らの作品を見つめ直すことだろう。

私は文楽を好んで見に行くことはしないが、文楽の奥深さはよくわかる。文楽関係の皆さんのご健勝と、文楽の継承を祈っている。そして山上直子の筆力の向上も。

 


菅原一秀経済産業大臣殿、揚げ足取りではありませんが…

御側衆を閣僚に取り立てて、取り巻き内閣の感がある安倍新内閣だが、早くも気になる新大臣発言が聞こえてくる。大臣になったばかりで詳しくないことは当然なのだが、かといって知らないのが当然だと認めるわけにもいかないが、少なくとも論理的なことを言わなければならないだろう。

「国会議員の声を聞く」辺りで読む菅原一秀は割合しっかりしている感じだっただけに、経済産業大臣となっての記者会見の発言には失望した。

記者は、以前から原発に否定的な雰囲気だった菅原大臣に、経済産業大臣となった現在の、原発稼働に関する意見を求めたものだったが、それに対する答えの様子が報道されている。(msn 2019/09/12 17:04

「菅原経産相はかつて、脱原発を掲げていた。「原発のリスクや恐ろしさはある」としながらも「原発ゼロは、今この瞬間、将来的に考えても現実的ではない」と述べた。(理由なく結論を語る人は思考がいい加減なことが多い)

その上で「今の原子力規制委員会の新規制基準は世界一厳しいと評価されている。そこに合致した場合、判断を尊重して、地元の理解を得ながら再稼動を進めるのが政府の一貫した考え」と述べた。

エネルギー政策としては「再生可能エネルギーや天然ガス、水素、化石燃料や原発などいろいろなエネルギーのベストミックスを求めていかなければならない」とした。」

菅原一秀の言う政府の考えというものの論理がおかしい。

「今の原子力規制委員会の新規制基準は世界一厳しいと評価されている」というが誰がそのように評価しているのか。まさか日本政府ではあるまいなあ。そして世界一厳しい点とはどの点か。すべてに厳しいのか、ある部分だけ厳しいのかさえ分からぬのでは評価のしようがあるまい。

「そこに合致した場合、判断を尊重して、地元の理解を得ながら再稼動を進める」

は論理的でない。原子力規制委員会が判断するのは規制基準をクリアしているかどうかであって、原発を再稼働させるべきかどうかではない。そんなところも理解できないのか。能力的に情けない人だと感じた。おそらくは事務方が作った想定問答集を急遽覚えてきたのだろう。原発の稼働うんぬんという政治的判断を、原子力規制委員会の責任のように誤魔化す態度は卑怯でもある。

「再生可能エネルギーや天然ガス、水素、化石燃料や原発などいろいろなエネルギーのベストミックスを求めていかなければならない」

これも理由が見当たらない。ベストミックスと言いながら利権がらみでミックスの比率を定めてきたのが現実ではないか。こういう表向きだけを取り繕うような発言をする人に思い切った改革など期待できないのは長い歴史に学んだところである。

(蔵王のあるカフェの外には柔らかな日差し)

 

 


アヴェード ヴァスクレセーニィヤ(みちたけランチ)(258)

早々と秋になったと思えた仙台だったが暑さがぶり返してきた。台風が関東に近づいているために南方から湿った暖かい風が流れ込んでいるとのこと。久しぶりにエアコンを動かしたほどだった。友人のいる神戸では35度にもなるという。暑いといっても仙台は西日本よりはるかに住みやすい。

さて、本日(9月8日)の特別ランチは「秋サケのゴーヤチャンプル」である。丁度蒸し暑くなったのでゴーヤチャンプルという夏料理が似合う。鮭は北海道の様似(さまに)産だ。様似はなめたカレイの有名な産地だと聞いて急になめたカレイの煮物の独特の味を思い出した。ありゃ、煮魚の王様だろう。

ゴーヤチャンプルの中に入っている豆腐は揚げ出しになっていた。なお、デザートは黒糖豆乳プリンである。

 


園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(206)普通預金に利子が付いた!公務員は特権階級

日本の公務員には報じられない特別待遇がある。その”一端”を私はジャカルタで実感してしまった。ジャカルタ駐在員は会社から駐在手当を受け取る。そしてそれはドルで支給される。毎週1回銀行の担当者が来てドルをルピアに交換してくれる。そう、当面使う分だけ現地通貨にし、残りはドルのまま銀行に預けておくことになる。

使う銀行は東京銀行のジャカルタ支店だった。口座を開設した後、室園が駐在員を集めてこう言った。

「東京銀行の普通預金ですが、特別の計らいで年2%の金利が付きます」

普通預金に2%物金利が付くというのに一同びっくりした。「えっ」とみんなが反応した。

「実は日本の国家公務員に対しては普通預金にも金利を付けているんです。私たちのプロジェクトは石油公団といういわば国が最大株主であるので公務員に準ずるということで特別待遇を適用してもらえました」

交渉して好条件を手にしてきたのは優秀なアドミマネージャーと言える。しかし問題は官に2%の金利を付け、民には付けないという官民格差だ。いや格差というより官にだけ闇金利を付すという国民に対する不公平が問題である。このことは私だけではなく適用になった多くの人が知っていることである。なぜ「文春」が取り上げないのかが不思議である。

未確認だが日本国内では住宅ローンの金利にも、ガソリン代にも優遇があるとの噂だった。それにしても野党に調査能力のないことよ。尤も野党の連中も、公務員に準じる扱いを受けていて、それ故黙っているのかもしれない。

 

 


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