ロイヤルファミリー、言葉が間違っていないか

昼のウォーキングの帰り道に立ち寄る店がある。そこでお茶を御馳走になることが多いのだが必ずと言ってよいほどテレビがついている。時刻が何時も同じくらいなので番組は「ミヤネヤ」というものであることが多い。内容は殺人事件の詳細、まさに細部に関して、日米首脳会談についてもそれこそあっちに顔を向けたから、ここで笑ったからと細かすぎる分析、又マレーシアでの金正男氏暗殺では毎日微に入り細に入り、同じような話を繰り返している。「ミヤネヤはイヤに嫌ミヤネ」などと言って、このような国民が知らなくても良いような内容を延々と放送しているのは国家発展の妨げだろうと評してきた。

さてそのようなテレビの放送で、金正男氏をロイヤルファミリーの一員と言っているのが気になった。金日成、金正日、金正恩三代は王になったのではなく、三代連続して朝鮮労働党の委員長になったのである。北朝鮮の国民が「将軍様」と呼ぶことからも王ではないことが分かろう。日本で言えば平清盛一族のようなものではないか。だからロイヤルファミリーなどと言う言葉を使うべきではないと思う。日本人が彼らの権威づけに協力することはないと感じるのだが、メディアは一体どう考えているのだろうか。

 


運転免許証不更新

昨今高齢者による自動車事故が急増しているようだ。アクセルとブレーキの踏み違えというものが多い。もう一つが高速道路の逆走だ。どちらもある種のボケが原因なのだろう。年齢とともに反射神経も鈍くなるから危険度は増していくのは避けられない。早く自動運転が当たり前になり、自動車運転免許なるものがこの世から消える日が来るのを願っている。

私は16歳の時から自動車の運転をしてきたが65歳の時に免許の更新をしなかった。ボケたからではなく、白内障の手術後に術後後遺症として黄斑浮腫が右眼に発症し、ものが歪んで見えるのである。運転はできるかと言えば問題なくできる。しかし万一右眼の問題で事故を起こし他の人を傷つけてしまうことを恐れた。

オーストラリアのアウトバックを四輪駆動車で走る楽しみが得られなくなったが、すでに十分楽しんだと言えばそうであるのだ。これからはタクシーを利用すればよいだろう。運転免許を持ち、運転に習熟している伴侶でも得れば自分で運転する楽しみはなくとも、ドライブは楽しめる。ライフスタイルは状況に応じて変化して当然である。


だから憲法改正が必要だ、と何故言わない

南スーダンPKOに関し、昨年現地で大規模な戦闘があったことを自衛隊の派遣部隊が日報に記載して報告してからたった2か月後なのに、すでに日報は廃棄済みと嘘をつき、防衛省がその存在を知りながら大臣に報告しなかったことが国会でもめている。私が石油資源開発の課長時代に上司がよく言った言葉に「どうせ分からねえんだから説明などせんでええんだよ!」というものがあった。役員会に本当のことを説明しないのである。防衛省も恐らく同様の状態なのだろうと推察する。

戦闘があったと言えば憲法に触れるから衝突に言い換えるのだと、防衛大臣が国会で述べるのだから異常である。元々、戦闘があるような危険なところには自衛隊という軍隊が行けなくて、丸腰の民間人ならば行けるというこの日本の奇妙な、あべこべな状況こそが問題なのである。防衛大臣が嘘をつき、誤魔化しに終始する、そしてそこに首相が頭を突っ込んで誰が聞いても詭弁と感じるようなことをいう。日頃抗議している中国とそっくりな態度ではないか。

大本営の発表のように状況を言葉を変えて誤魔化すという情けないことは止めて、戦闘があったと認め、憲法に反するからと自衛隊を撤収すればよい。そしてこんな状況ではいけないからと憲法をしかるべく変えるんだと主張すればよいだろう。言い換えと誤魔化しをする安倍政権は憲法改正に関しての国民の信頼を得られなくなるだろう。真剣に憲法改正が必要だと信じている国民の心も離れ、結果として憲法改正が遠のくことになろう。

憲法改正を掲げる安倍政権が、自らの信頼を失わせる行為で憲法改正を潰してしまうことになれば、何とも愚かなことではないか。まずは、信頼はどのように築かれていくものかを知るべきである。

 


ユニセフよ、ヘンリーはどうした

ユニセフのお涙頂戴型マンスリーサポートプログラムという名の募金活動だが、最近は干ばつで食料がなく命が危ないマルセリーノの哀れな姿がテレビ画面に映し出される。個人情報保護という観点でどうなのかと疑問に感じる。本人が判断できるような年齢でもなく、そんな状態でもないのだから。

支援金集めなのだから一月千円の資金提供で何食分の栄養剤が買えますではなく、どれだけの資金提供を受け、どれだけの子供を救ったのかという実績をこそ示すべきではないのか。以前の画面にでていた、いかにも哀れなヘンリーはどうなったのだろうか。お陰様で命が助かりこんなに元気になりましたと言った報告はないのだろうか。

そもそもかわいそうな子供を救うことより、そのような子供が生じないようにすべきである。その点は難民問題も同じで、難民が生じる根本を断ち切らなければいつまで経っても対症療法に明け暮れることになる。

アフガンでもイラク、シリアでも空爆を行っては農業も工業も破壊してしまい、難民を作っておいて、難民問題という所に矛盾を感じないのだろうか。なぜそれなりの秩序を保っていた中東に利権がらみで手を突っ込み、秩序を壊し続けるのか。その欲得の考えと宗教差別的考えをなくせば中東はそれなりの安定を取り戻すだろうに。西欧型民主主義を押し付けるのが本当に正しいことなのかをもう一度考えるべきだろう。押し付けは、中国のウィグル、チベットへの共産主義強要と同じ態度ではないのだろうか。

それと、自分たちの国は自分たちで作り、守るという基本を教えるべきだろう。

 


東芝の米国シェールガスLNGの損害が1兆円になるかもしれぬと聞いて

お粗末な経営で先行きに暗雲が垂れ込めている東芝だが、2013年に契約した、米国テキサスのシェールガスのLNGの購入契約が今後莫大な損失をもたらす可能性があると分かったらしい。2019年から年間220万トンのLNGを20年間にわたって購入するのだが、思惑とは異なり油価が低下したためにシェールガスを元材料にしたLNGの方が天然ガスを元材料にしたLNGより高額になってしまい、販売先が見つからなくなったとのことなのだ。半量の販売先はあるというが、より低価格のLNGが入手可能となれば高額のLNGの購入などは契約解除になる可能性も大きい。全量の販売先が見つからなければ合計1兆円の損失が出る可能性があるとのことだ。そうなれば東証2部へと言った段階ではないのは明白である。

さてこのニュースを見て気になるのは石油資源開発が参加しているPacific Northwest LNGプロジェクトである。石油資源開発が参加したのは2013年だから東芝の場合と同じである。供給開始予定は当初は2018年であったが、経済性に問題があり、すでに最終投資決定を2014年から延期し続け、現在に至るも結論が出せずにいる。石油資源開発は10%の権益を保有しているから年間120万トンの引き取り権利、裏返せば引き取り義務があると言えようか。安いLNGを購入したガス供給者より高額となるガスなど販売上の不利を抱え込むのだから販売事業の採算も懸念されるし、同ガスを使うのであろう相馬の発電所からの電力も高いものとなろう。

電力に続いてガスの販売も自由化が進む。高コストのLNGの引き取り義務などがあれば致命的な影響が出かねない。石油資源開発の将来が懸念される。

(他の梅の木にも花がついている)


アヴェード ヴァスクレセーニィヤ(みちたけランチ)(141)

本日の特別ランチは「エビカツ」。エビフライではないところに注意が必要だ。むき海老を、エビのすり身で包んで揚げたものである。エビ独特の香りが、衣に箸を入れた途端に立ち昇り、漂い、鼻腔を充たす。カリコリとした衣が素敵な噛み心地を与える。「オオ クランチ!!」といった感じか。

小鉢には白子(きく)。そのプックラとした白く輝く姿が食欲を刺激し、口に入れて嚙んだときのプリッとした感触が、つづくまったりした甘みにと連続して変化しているのは、最近見直されているアナログ世界とも言えるものである。

何時ものチラシ寿司は今日は鉄火丼だ。何時もながらマグロは赤身だ、と感じる。

 


園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(77)ウェーニンへの無駄試掘

サハリン北東部海域の現在のチャイヴォ油ガス田の西側の陸に近いところにウェーニンという背斜構造があり、私が出向した時には試掘することが決まっていた。とにかく雄大というか大きな構造であったのだが、地震探鉱の時間断面を見て驚いた。1秒少しの所以下にほとんど反射が見えないのである。そして区間速度解析データを見てさらに驚いた。何と4,500m/秒というとてつもなく伝播速度の大きい地層であることを示していたのである。俗に言う基盤岩の類であることは一目瞭然だった。その地層内に孔隙などは無く、貯留能力などないと言っていい代物なのである。そんなところに試掘をするなど全くの無駄ではないか。すぐに石油資源開発の地震探鉱の専門家、藪忠平氏を訪ねた。

「あの様な基盤岩を何故試掘することになったのですか」という私の問いに藪さんは関西弁で答えた。「阿竹のアホがどうしても掘ると言うんや。あんな墓石みたいなもん掘るまでもなくアカンにきまっとるで。構造が大ききゃ必ず掘らんといかんと思うとんのや」

若い時に石油資源開発から石油開発公団に移籍し、実戦経験を持たなかった“名ばかり”探鉱屋なのだが、石油開発公団の言わば虎の威を借りての高圧的態度に民間企業からの出向者は抑え込まれ、結果として税金をサハリンの海に捨てることになったと言うのである。

そのウェーニンの試掘の時も掘削リグに出かけた。電検の為ではなく、浅いところで基盤雁に掘りこむはずなので、出来るだけ早めに掘削を中止して、無駄金を使わないようにするためだった。1,000mを少し超えた時だったと思うが、突然屈伸率が低下した。思った通りのがちがちの基盤に入ったのである。本当は掘らなければ良かったのだが、無能なものに権限を与えるとろくなことはない。金は活かして使うべきだと思う。

金貸しが本務の石油開発公団の職員が、地質専門家と言う名札を付けたからと言って、地質が分かるわけでもない。まして地震探鉱データの見方など到底わかっていないのだった。ミスキャストは損害の元である。今も同様のことが起きているのではないかと想像する。

(広瀬川沿いの梅の木に花が咲いた。2月17日のことである。誤差は1日)

 


老後することがないと悩む人への精神科医の回答に驚く

産経新聞に「人生相談 明日へのヒント」という欄がある。ちょっと古くなるが2月4日の相談は「趣味がなくて不安」というもの。まだ50代だというのに、休日も家でだらだらとテレビを見て過ごしまうと言い、80代の父親が「定年になってからゴルフを始めたが3年で飽きた。現役のうちから何か始めておけばよかった」と後悔するのを見て「これでいいのか」と自分の将来に不安になるという相談である。これに対する精神科医の熊木徹夫氏の回答に驚いた。

要約すれば「永遠に生きるのなら趣味でもなければと、生きがいを見つけることが重要になるが、”幸い”なことに人生80年だとしてもそれはあっと言う間のことです」。つまり趣味などなくても十分でしょと言っている。そして「生を死から逆算で考えられる人であるなら、漫然とテレビを見たり、あれこれ趣味となりそうなものをかじっている暇はありますまい」と指摘し次のように言うのである。「当然のことながら『本当にやりたいこと・やっておかねばならないこと』がおのずと見つかり、脇目もふらずそのことに打ち込むはずです」と。死までの時間を意識しても為すべきことが見つからなければ余計焦り、いらいらするのではないだろうか。残りの時間を知ったら自然に為すべきことが見つかるなどと言うのは気休めの言葉であって現実的ではない。午後延々と続くNHKの相撲中継や、水戸黄門のような時代劇再放送、くだらないワイドショー的報道番組などはテレビを見て一日を過ごす多くの「何をしていいか分からない」人たちのためのものなのではないのか。人生の残り時間は知りうべくもないが、それを長いと思おうと短いと考えようと、それとどう生きるかが見つかるかどうかは別次元のことなのである。プロフィルを見ればこの精神科医は47歳、高齢者の気持ちを文献で理解しているのだろう。人間はもっと曖昧なもの、割り切れぬものなのだよ。趣味に打ち込んでいるように見える人ですら、本当に充実した時を送っているとは断じきれないのだから。

 


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