「女性候補の不在はおかしい」と言った稲田朋美がさらに珍妙な発言。こんな人が議員でいることの方がおかしい!

安倍晋三前首相が事あるたびに稲田朋美を総裁候補と持ち上げてきたのは事実である。安倍晋三自身の評価を下げるような発言をしてまで、女性活躍キャンペーンに利用したのだろうが、それを本当だと受け取る稲田朋美の見識が疑問だ。

今回の自民党総裁選挙に立候補したのは菅、石破、岸田の男性3氏だった。それに関して稲田朋美がこういったそうだ。「女性候補の不在はおかしい」と。

自民党の総裁選の規約では女性男性の区別なく立候補できる。野田聖子は複数回総裁選出馬を試みたが推薦人20人が集められずに諦めている。つまり女性候補がいないのがおかしいのではなく、推薦人20人さえ得られぬから候補者になれないだけなのである。物事の考え方に決定的な間違いがある。

さて菅内閣の組閣についてだが、「稲田朋美元防衛相(61)が、21日放送のTBS「グッとラック!」のインタビュー取材で、菅義偉内閣で女性大臣が2人となったことに「安倍政権最後は3名でしたけど、さらに少なくなったなという印象。閣僚や党の役職に女性を登用してほしいと申し入れていたんですけれども、なかなか響いてなかったのかな、少ないなという印象」と語った」と報道された。「閣僚や党の役職に女性を登用してほしいと申し入れていた」などというところに稲田朋美の欠陥が如実である。本来閣僚は国家・国民のために適材を撰び適所に配するのが鉄則である(もちろん実際は利権がらみで決まるのだが)。女性閣僚をただ女性の閣僚数を増やしたいからというのなら、それがそれこそ女性差別の典型だと気づかぬのか。そろそろ、自分の本当の価値・能力を知るべきではないか。持ち上げられて自惚れるものは数多いが、それは愚かさのなせる業である。

 


こんな無意味なキャッチフレーズを継承するのか?

菅政権は安倍政権の政策を継承するのだそうだ。少し古いが、産経新聞(8月30日)には「キャッチフレーズで振り返る安倍政権」なる記事が載る。「し残した課題」と書くべきを「やり残した課題」と書く産経新聞記者の程度の低さに驚くが、今や指摘しても何のことやら理解できぬレベルばかりになったようだ。

安倍政権のキャッチフレーズには大きな特徴がある。それは、「感覚的、情緒的言葉で構成されている」というものである。具体的イメージのない言葉の多用によって、目標達成の判定を受けずに済むように、最初から逃げているのである。俗に「仕事をしているふり」と形容される安倍政権の特徴と一致する。自分を偉いと思い込んでしまった経産官僚などに頼ったトップの不明の現れである。例を挙げてみよう。

「日本を取り戻す」

平成24年9月26日、新総裁就任あいさつでの「日本人が日本に生まれたことを幸せと感じ、子供たちが誇りを持てる日本を造っていく」と言ったそうだが、その日本がどういう国なのかが全く説明されていない。まさか、総理大臣が桜を見る会に関連して自分の後援会の人ばかりを優遇し、税金の流用があったかとの疑問に関しても資料・データを破棄して知らぬ顔をするような総理のいる国を誇れとでもいうのだろうか。

「地球儀を俯瞰する外交」

分かったようで意味不明なことを言う典型例である。頭の中に何らのヴィジョンもないようだ。「戦略的外交を展開していく」もまったく具体的意味のない言葉だ。例えば北方四島返還を目指して長年交渉してきたものを、北方領土のたった7%の面積の小島二つで結構ですと唯領土を放棄したようなものを戦略的外交と呼ぶのだろうか。戦略的外交の詞の下で売国行為をするなんてあるまじき行為ではないか。

「地方創生」

「魅力あふれる地方を創生していく」とは言えど「魅力あふれる地方」が何を意味するのかを言わない。詐欺師、易者の言もどきである。

「女性活躍」

「女性が輝く社会の実現も安倍内閣の大きなチャレンジだ」と触れ回ったが、そもそも「女性が輝く」という言葉の意味するところを語らない、いや、語れないのだろう。私は家庭で子供を産み、育てる女性が輝く存在に思うのだが、安倍政権はどうやら女性を家庭から労働市場へ引きずり出すための標語にしたようだ。少子化に逆行する政策をしている。国民が、中国人、韓国人、ベトナム人などなどで構成されるようになってもそれを日本と呼べると思っているようだ。愚かな!

「働き方改革」

名前とは裏腹の、働かせ方改革であった。どこで、どのような仕事を、どのような条件でするのかは個人が決めるべき事柄である。政府が働き方にまで口をはさむべきではない。

以上のように、安倍政権の政策は皆中身のない空論であった。だから成果を問われれば政府に有利な現象をあげつらってごまかすことが横行したのである。

冷静に見て、褒める所が見当たらない。

 


健康と誤った判断

安倍晋三前首相が健康を良い状態に維持できず、これ以上首相を続けたら誤った政策判断をしてしまうかもしれないとの理由で総理大臣を辞任した。健康不良による判断の誤りは、首相であっても、議員であっても同様なのだろうから、本来国民の代表としての国会議員の職にとどまるべきではない。過去から現在に至るまでその甘い認識は変化しないようだ。

東京オリンピック組織委員会が新しいポストを作って安倍晋三前首相を招くのだそうだ。いかにも馬鹿げた話である。今更新しいポストを作るというのだから、それは過去にも未来にも不要なポストということがはっきりしている。それに加え、政策判断が間違う可能性が高いからと辞任したものをお招きして任せる仕事などあるわけがない。組織委員会なるものがどれだけ東京五輪をいいかげんなものと考えているのが分かる(土建屋、広告代理店などの利権を注視しているのでは?)

さて、今回の菅内閣では平沢勝栄が復興大臣として入閣した。安倍晋三前首相の家庭教師をしていたことで有名である。然し東大生だったころの平沢勝栄の家庭教師能力が優秀だったとは思えない。教え子はその後成蹊大学までエスカレーターで進むからである。家庭教師とは言うものの宿題係だった可能性だってありそうだ。

この平沢勝栄、すでに75歳である。あちこちでの出演の時の話しぶりから見ても、上り坂の人でないことは確かだろう。閣僚が揃って写真撮影に臨む時の写真を見れば。一人平沢勝栄だけが階段の手すりを握り、傾く体を支えている。政権に極めて近い産経新聞での写真でもそうなのだから、健康上の問題があるように見えた。

安倍晋三前首相の例もある。健康に問題ある人を大臣になどしてはいけないのではないか。何やら「一度くらい大臣に」との慰め・お手盛りだったようにも感じる。実は元気で大活躍ということであればよいのだが。

 


海外アクション小説『カスモフ』を電子出版した

海外アクション小説の中のロシア物3部作の一つである。箱舟で有名なノア一族がカフカス山脈の地域に住み着いた。だからこそ白人を人種的にコーカソイドと呼ぶのである。その子孫がチェチェン人(実際にはノフチー)なのだ。この小説、著者が言うのもオカシイが面白い。電子書籍化のために紹介文を書いたのだが、そのために『カスモフ』を読み直したのである。そして次に書くべき小説の構想も浮かんだ。以下にアマゾンでの紹介文を引用するので読んで欲しい。

(引用)

チェチェン独立軍とロシア軍の戦闘が続くチェチェンは、ノアの箱舟のノア一族が定着したところで、その歴史を反映した独立言語チェチェン語を話す所でもある。現在の宗教はイスラム教であるが、地の果てまで追って復讐を果たす「血の誓い」でも有名だ。

そのチェチェンの中の小さな村、カリーニナで山にヤギの放牧にケファが行っている間に父、妻、そして可愛くまだ幼い娘の3人が同時に殺されてしまった。当然ながらケファは復讐を誓う、「血の誓い」である。そしてケファ・カスモフと友人のムファの二人は果てしない復讐の旅に出ようとしたが全く当てがなく途方に暮れた。

その時ケファはかつて一緒に働いたことのある親友伊達を思い出したのである。

謎めいた一通のメールを受け取った伊達は親友のために千代と共に支援を始める。

家族を殺害した3人の犯人の特定、所在の確認などを経て復讐は実行に移される。チェチェンの基地にいた一人の殺害などは苦労が多くても実行できたが、一番の大物はモスクワの情報機関に所属していた。フェドチュクという幹部将校をなんと、彼のラスプーチン暗殺現場となった、ユスポフ邸に呼び出し、銃撃戦を経て遂にフェドチュクを倒す。そこからのヘリでの脱出作戦が手に汗握るものだ。ロシアの3機の軍用ヘリのうち2機を撃墜し、3機目のミサイルで墜落されたと見せてノルウェー領内に着陸する。

この紹介文を書くために読み直してみて余りの面白さに驚いた。自分の著書に感動するなんて変ではあるが、実際そうなのである。

ロシア物をもう一冊書きたくなった。

 


園翁自伝(石油資源開発時代回顧録)(248)現場には現地のプロを配置する(3)Drilling Engineer (2)

掘削作業が現実の工程に入るとパース事務所にもう一人掘削エンジニアが欲しいと小林照明から依頼があったので本社に派遣を依頼した。本社には一名増員の話をするだけで誰が欲しいとは言えないという奇妙な田舎会社システムだった。

本社では、まるでそろそろあいつを大臣にという自民党政権と似た感じで、順送りの人選をするだけなのである。少数のチームで仕事をするにはそれなりの人間を集める必要があるが、適材適所ではなく順送り人事では上手く行くはずがない。

送られてきたのは脇島、大阪は岸和田の男である。私がオマーンで探鉱開発に従事していたころ、隣のオキシデンタルのサファー油田で、ダウウェルシュランベルジャーのセメンティングの現場要員となっていたという変わり種である。

試掘中であれば所長の私も、地質のマネージャーも掘削関係も24時間拘束である。現場で何事か起きれば深夜早朝に拘わらず、事務所に駆け付け、対処することになる。それゆえ、脇島の住居探しには、事務所にすぐに駆け付けられるということを第一に選択し、用意した。ところが着任後すぐに「ブツブツ」が始まった。車が欲しいので少し離れたところで、会社から車取得費用の貸し付けが受けられるところが良い、と言い出したのである。仕事第一の人間ではないことを知ってがっかりした。プロジェクト成功には燃える情熱が必要なのである。勿論、働き方改革などというものが入り込めば不成功が確実な、いわば戦場なのである。

 


さすが改変改竄データで有名な総務省統計局だ

今年は5年振りに国勢調査の年である。新型コロナの影響もあってか、国勢調査も対面をなるべく避けようとの姿勢が鮮明だ。そう、「インターネットでの回答」が勧められている。勿論調査票への記入・提出も選択ができる。奇妙なのは調査票の場合が従来通り提出日が、10月1日から10月7日の期間であるのに対して、インターネットの場合は9月14日から10月7日までの期間となっている点である。

国勢調査は当該年の10月1日の状況を調べるものである。10月1日より前の例えば9月14日に10月1日の状況など申告者が知っているわけがない。其の2週間の間に、結婚するもの、離婚するもの、別居するもの、死去するものなど変化があっておかしくない。10月1日時点と言いながら9月14日時点の状況でも良いとするのは理論的に誤りである。調査票の場合と同様に10月1日からの受付でなければなるまい。

この統計データのでたらめな取り方を見るに、総務省統計局の統計に対する不誠実な態度が感じられる。安倍政権下で、政府統計が如何にもいい加減なものであり、時には改編、改竄されて、統計データとしての信頼性に欠けるのを見てきた。協力する気がなくなるではないか。時に今の総務大臣は誰だっけ?

 


モン・サン・ミッシェルのムール貝

ムール貝と言えば、日本では「カラス貝」と言われた物ではなかったか。美味ではないということで日本では食用とされなかったのではないだろうか。確か岩に、無秩序を絵にかいたような乱雑さでひしめいている真っ黒な貝だったと思う。

しかし西欧ではこれが食材なのだ。オーストラリアにいるときにはレストランで例えばムール貝のチリソース煮を注文すると、文字通りバケツ一杯のムール貝が提供される。味がどうのというより、貝の殻の山を築いての満足感がたまらない。

所が東京でモン・サン・ミッシェルのムール貝を食べさせる店があった。勿論季節限定で、年に3週間ほどしか食べられない。何故モン・サン・ミッシェルかというとフランスでもそこのムール貝は特別珍重されるブランドものなのだそうだ。海水の成分、潮流、波の強さ、海水中の栄養分の濃さなど様々なファクターが関係しているのだろう。丁度宮城県閖上の赤貝みたいな感じなのだろう。

今回食べたのは9月8日の夜、代々木の「グリーン スポット」においてである。「ムール貝の白ワイン蒸し」と「ムール貝のリゾット」を食べた。素材のムール貝は一般的なムール貝料理のものより小粒である。そこにかわいらしい、艶やかな、ピンクと赤茶を混ぜたような色合いの身が黒い殻の隙間からその姿をのぞかせる。女性で言うなら熟女というよりうら若い乙女という感じである。

身は勿論柔らかい。何が違うのかなんて思いながら注文したのだが、一般のものとは全然違う。ぜひお試しあれ。

(写真はムール貝のリゾット)

 


前回「トランプ氏的中」、候補が二人しかいないのにそれでも的中と呼ぶのか

米大統領選挙に関して産経新聞(9月7日)が興味深いというか、「あほくさい」というべき記事を載せている。次期米国大統領がだれになるかの予想を3人に聞くという企画だ。しかしその企画だが、前回の大統領選挙でトランプ当選を的中させた3人というから、そこでこの企画が馬鹿げたものに見えてくる。

米国の大統領候補は2人。どっちの候補の当選を予想しても的中率は50%だ。このような場合的中したなどという表現がそもそもふさわしくない。例えば100人以上の立候補者の中から当選者1名を当てたというならそう言えるのだが。

この三人、三浦瑠璃という例のお姉さん、木村太郎というジャーナリスト、そして藤井厳喜である。三浦瑠璃がテレビなどに出てはトランプが当選すると予想していたと言っても、およそテレビにたびたび出てくるような売名傾向の人だとすれば、クリントン優勢と言われているときにクリントンの当選を予想したってお呼びがかからないことを知っていよう。なんたって国際政治を学んだ人なのだから、一般的ではない発言が注目される事なんざ、とっくに承知の助の筈である。従ってテレビで毛色の変わった発言をしたと言っても、営業上の演出みたいな場合もあるだろう。それにその大統領選挙にはロシアの介入があったとか。

競馬の予想の方がより真剣なのではないか。学者先生は予想が外れてもノーダメージだが、競馬の予想屋の場合は予想外れは生活にかかわるのである。

ルーレットで偶数か奇数かではって当たったからと言ってそれを「的中」などという人などいないだろう。コイン投げの表裏を当てたら的中というのか?随分レベルの低い的中じゃないか。

 


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